スキンケア大学 メンズスキンケア大学

「低刺激」や「敏感肌用」でも刺激を感じてしまうアトピーの化粧品選び

更新日:2019/11/27 公開日:2019/11/27

肌荒れを気にする女性イメージ

アトピー特有の乾燥やかゆみ。つらいかゆみと同時に気になるのは、ガサガサした赤黒い肌。通勤や会社など、人の目が気になって暗い気持ちになることも…。

何か対策を打ちたい、でも皮膚科での辛い治療を思い返すと、出来れば毎日のスキンケアで改善したい…という方も多いのではないでしょうか。アトピーの症状を安定させるには、自分の肌に合った化粧品でのスキンケアが重要です。しかし、難しいのが化粧品選び。「敏感肌用」「低刺激」と書かれた化粧品を使ってもピリピリと刺激を感じることが多く、何を基準に化粧品を選んだら良いのかわからなくなることもありますよね。

まずは自分の肌の状態を把握して、適切な化粧品とケア方法を押さえましょう。

「敏感肌?」「ゆらぎ肌?」私の肌ってどれに当てはまる?

スマホで肌悩みを検索する女性イメージ

ネットや雑誌を見ていると、「敏感肌」「ゆらぎ肌」など、様々な肌タイプに分けられています。アトピーの肌は、ちょっとした刺激にも敏感に反応するため「私は敏感肌だ」と思うかもしれません。もちろん間違ってはいませんが、アトピーの場合は一般的な敏感肌と同じように考えないようにしましょう。

敏感肌用の化粧品は一時的に肌が敏感になっている人向け

よく使われる「敏感肌」という言葉は、普通肌や脂性肌などの"肌質"ではなく、"肌の状態"を指します。つまり「敏感肌」とはどんな肌質の人にでも起こりうる"一時的な状態"のこと。もちろん、アトピーも敏感な肌状態であることに違いはありませんが、その度合いが非常に強い状態だと言えます。

アトピーは"習慣的に肌が敏感"になっている状態

アトピー症状は日によって症状の波がありますが、肌が敏感な状態が"習慣"になっています。いわば「習慣性敏感肌」という、一時的に敏感肌になる人よりも症状が重く、さらに刺激を感じやすい状態であると認識しましょう。

アトピー(習慣性敏感肌)の場合、敏感肌用として販売される化粧品でも刺激を感じてしまう場合があります。では、アトピーの症状が出ているとき、どのような化粧品を選べばいいのでしょうか。

ポイントは3つ!刺激を与えず、肌バリアをサポートするスキンケア選び

スキンケアアイテムイメージ

アトピー(習慣性敏感肌)のスキンケアで重要なのは「低下した肌バリアを取り戻す」こと。これを行うにあたり、以下にあげる3つのポイントを意識しましょう。

1.「落しすぎ」は禁物!「補うケア」を意識する

スキンケアは肌の汚れを落とす洗浄とうるおいを維持する保湿によって、健やかな状態に整えることが目的です。しかし、アトピーの方は特に慎重に行う必要があります。

皮脂を落としすぎない洗顔
肌を清潔にしようと思うあまり、洗いすぎてしまっていることも。洗いすぎは、肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥の原因となります。洗顔後に肌がつっぱるような感覚があれば、洗いすぎのサイン。洗い方だけでなく洗顔料の洗浄力によっても変わるので、なるべく洗浄力が優しいものや保湿成分を配合しているなど、皮脂を守る機能を持たせた製品を選びましょう。
水分と油分のバランスを整える保湿
保湿ケアは肌にうるおいを与えて維持することが目的です。化粧水をつけた後に乳液やクリームなどの油分を均一に塗れば良いものではありません。特に注意したいのが油分をつける量。化粧水の後に油分をつける目的は、洗顔で落ちてしまった皮脂(油分)を一時的に補うため。アトピーの場合は皮脂の分泌量が少ないため、乾燥しやすい部位は厚めにクリームを塗るなど、つける量をコントロールしましょう。

2.余計な成分を使わない、低刺激な化粧品を選ぶ

化粧品を肌に塗ったときに、刺激を感じたり赤くなったりすることがあります。これは、配合されている成分に対して、肌が「異物」と認識してアレルギー反応を起こすから。化粧品には肌に良い成分だけでなく、品質を維持するための香料や安定剤、防腐剤なども配合され、このような成分に肌が反応する場合もあります。できるだけ余計な成分を使っていない化粧品を選ぶことも重要なポイントです。

3.肌に存在する成分を配合した化粧品を選ぶこと

私たちの肌は、さまざまな物質によって構成されています。これらの物質は化粧品に配合される成分として活用されることも。肌に存在する成分は異物として認識されにくいため、低刺激な成分と言うことができます。

<肌に存在する&主な化粧品成分>

  • セラミド
  • コラーゲン
  • ヒアルロン酸
  • アミノ酸 等

最近では化粧品成分の技術も高くなり、肌を構成する成分と類似する成分を採用した化粧品も見られます。また、アトピー性皮膚炎を研究し、医科大学発の最新皮膚科学にもとづいて商品開発をしているメーカーなどもあります。成分を見て判断するのは難しい面もあるので、メーカーのコンセプトなどに注目するのもポイントです。

肌と向き合い、地道なケアがキレイな肌への近道!

スキンケアする女性イメージ

アトピー(習慣性敏感肌)は、自分にあった化粧品で肌バリアを守るケアを続けることが大切。毎日のケアが乾燥やかゆみといった症状の緩和はもちろん、肌状態の改善につながります。メイクやオシャレも楽しめるようにもなるので、今を諦めるのではなく、焦らずに自分の肌に合った化粧品選びとケアをしていきましょう!

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン

カテゴリー