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初めての美白はコウジ酸から!シミのもとに直効きする無色化パワーとは

更新日:2020/03/17 公開日:2020/02/26

春の日差しを感じて美白ケアを検討している女性イメージ

ぽかぽか日差しが心地よくて、外に出かけたくなる春。でも「そろそろシミが心配…」という人は、美白ケア*1 を取り入れたいですよね。さまざまな美白化粧品があって目移りするけれど、まずはコウジ酸の美白力に注目してみませんか?

*1 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ

実績30年!自然由来の美白有効成分コウジ酸

杜氏イメージ

コウジ酸は1988年に日本で初めて認可された、医薬部外品の美白有効成分。日本酒をつくる杜氏の手が白いことをヒントに、自然由来の「麹」から発見されました。

それから30年以上も愛され続けるコウジ酸は、「シミのもとを無色化」するのが特徴。そのメカニズムをひも解く前に、まずはシミの発生プロセスを押さえておきましょう。

酵素チロシナーゼがシミのもとをつくる

シミの発生源は、肌の奥にあるメラノサイト(色素細胞)。紫外線が肌に当たると、メラノサイトに「メラニンをつくれ!」という指令が出されます。すると酵素チロシナーゼがメラニンを生成。メラノサイト内の「メラノソーム」という袋の中に貯まっていきます。

メラノソームが黒色化していくイメージ図

できたてのメラノソーム(Ⅰ型メラノソーム)は無色透明。メラニンが貯まっていくにしたがって黒くなり、真っ黒なメラノソーム(Ⅳ型メラノソーム)に成熟します。これがいわゆる「シミのもと」。黒いメラノソームになると、メラノサイトから表皮細胞に受け渡され、シミにつながります

美白有効成分はこのプロセスのどこかに働きかけて、メラニンの生成を抑えるもの。そのメカニズムを紹介しますね。

コウジ酸はシミの発生源を直撃して無色化

コウジ酸化粧品成分イメージ

美白有効成分は第1号のコウジ酸を皮切りに、今では約20種が存在。どのようにメラニンの生成を抑えるかは、大きく3つに分かれます。

  • メラニンの生成指令を抑えるもの
  • メラノサイトに直撃して、酵素チロシナーゼの働きを抑えるもの
  • 表皮細胞のターンオーバーを促して、メラニンの蓄積を抑えるもの

コウジ酸は、シミの発生源であるメラノサイトに直接届くのが特徴。メラノソームが成熟するすべての過程でチロシナーゼの働きを抑えます。

これにより真っ黒なメラノソーム*1 をつくらせず、ほぼ無色のメラノソーム*2 の割合を高め、シミのもとを無色化*3 。シミのないクリアな肌を守ってくれます。

コウジ酸の「直効き」に着目して、1990年にコウジ酸美白美容液を発売したのがコーセー。シミ研究を積み重ね、2017年には日本で初めて、シミ部位を3Dでとらえることに成功しているんですよ。さらに2019年、美白ケアの新時代を切り開く、新たな事実を3D可視化しました!

*1 Ⅳ型メラノソーム
*2 Ⅰ型メラノソームとⅡ型メラノソーム
*3 メラニンのかたまりを黒色化させないこと。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。

シミの3D解析で「直効き美白」がパワーアップ!

コーセーがとらえたシミの3D画像

コーセーが新たに明らかにしたのは、シミ部位ではメラノサイトが表皮細胞をはがいじめ状態にしていること。樹状突起を伸ばして上部から下部まで覆い、全方位に効率よくメラニンを送り続けていたのだとか!

メラノサイトの活性化を抑えて樹状突起を縮めれば、黒いメラノソームの受け渡しを断つことができるはず――。コーセーはそれを可能にする新成分もつきとめ、その効果を実証しています。

実績のコウジ酸×最先端のシミ研究でパワーアップした、コーセーの「直効き美白」。WEBやドラッグストアで、ぜひチェックしてみてくださいね。

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