大豆とパイナップルのチカラでツルスベ肌に!/パイナップル豆乳シリーズ
更新日:2018/10/04
株式会社鈴木ハーブ研究所
代表取締役 鈴木 さちよ さん
大豆イソフラボンが、ムダ毛を栄養失調に!?
「パイナップル豆乳シリーズ」は、どのような背景から生まれたブランドなのですか?
鈴木:
保湿スキンケア商品を開発していたときに、「パイナップル豆乳シリーズ」のアイデアが生まれました。実は当時、私の娘がアトピーを患っており、「なんとかしたい」という想いから、納豆の保湿成分を研究していたんです。そうした研究のなかで、大豆の成分のなかにムダ毛に効果が期待できる成分があることがわかってきたんですよ。
私のまわりにも長年、ムダ毛で悩んでいる友人がいました。その悩みを緩和させてあげたいという想いもあって、商品の開発をスタートしました。ムダ毛と大豆の関係を研究し、完成した商品が「パイナップル豆乳ローション」になります。
大豆が持っている成分とは、どのような成分なのでしょうか?
鈴木:
手足やワキの下などの体毛は、男性ホルモンの影響を受けて毛母細胞が活発になるんです。反対に、毛の成長を抑制するのが女性ホルモンの「エストロゲン」です。この女性ホルモンの「エストロゲン」と、大豆エキスに含まれている「イソフラボン」の化学構造式が非常に似ており、「エストロゲン」と似た働きをするため、「イソフラボン」にも効果が期待されています。わかりやすく説明すると、「イソフラボン」を塗布し、肌に女性ホルモンが浸透することで、ムダ毛が栄養失調になるというイメージです。
また、「イソフラボン」は女性ホルモンと似ているため、肌のキメを細かくしたり、美肌にする作用もあるんです。これは余談ですが、髪の毛というのは女性ホルモンの影響を受けて活性化します。つまり髪の毛は女性ホルモンで活性化して、体毛は男性ホルモンで活性化するということです。
「パイナップル豆乳シリーズ」というブランド名がつけられているということは、パイナップルの成分も配合されているんですか?
鈴木:
パイナップルの成分と「イソフラボン」の成分を組み合わせています。パイナップルにはタンパク質を分解する酵素が含まれているんですよ。
この酵素が肌に浸透して、ムダ毛のタンパク質を分解します。「イソフラボン」と一緒になって、ムダ毛を目立たなくさせる働きをしてくれる成分がパイナップルには含まれているんです。
継続して使えるスキンケアブランド
どのような方が「パイナップル豆乳シリーズ」を愛用されているんですか?
鈴木:
肌が敏感でカミソリ負けをしてしまったり、ムダ毛対策でトラブルを起こしてしまう方に多く使っていただいています。継続することで肌にツルスベ感が出てくる商品ですので、やはり長く愛用していただく方が多いですね。ムダ毛ケアにプラスして、ボディローションとしても使っていただけるようなスキンケア商品として「パイナップル豆乳シリーズ」を開発しました。
ここ数年の傾向では、男性の方に利用していただくケースが増えています。男性の方の美容に対する意識も年々高まってきており、そうしたニーズに応えるべく、メンズ向けのスキンケア商品の開発も進めているところです。
さまざまな角度からスキンケア商品を開発
「パイナップル豆乳シリーズ」のアイテムも、多岐にわたっていますよね。
鈴木:
ベーシックな「パイナップル豆乳ローション」以外にも、乳液タイプの「パイナップル豆乳スキンミルク」、4倍の濃度の成分が入った「パイナップル豆乳プレミアム」「パイナップル豆乳プレミアムモイスト」などのアイテムがあります。そのほかにも、「パイナップル豆乳除毛クリーム」、固形せっけんの「パイナップル豆乳ソープ」、UVアイテムの「パイナップル豆乳UVスキンケア30」「パイナップル豆乳UVスキンケア50」を発売しています。2017年6月には、小鼻・ほおの毛穴やうぶ毛をクリアにするフェイスケアアイテムもラインナップに新しく加わっています。
「パイナップル豆乳シリーズ」とUVアイテムが結びつかない方もいらっしゃるかもしれませんが、ムダ毛は紫外線とも関係があります。紫外線を浴びると、人間の体は紫外線から肌を守ろうとして、ムダ毛の成長が活発になるんです。ですから、「パイナップル豆乳シリーズ」のUVアイテムというのは、紫外線をしっかりとブロックし、なおかつ「パイナップル豆乳」の成分でケアしていただけるような商品になっています。
一人ひとりの悩みに寄り添うブランドに
今後、「パイナップル豆乳シリーズ」をどのようなブランドにしていきたいですか?
鈴木:
これは「パイナップル豆乳シリーズ」に限ったことではないのですが、私たちの会社では、「肌がもともと持っているチカラを活かして、肌悩みを持つ方にきれいになっていただきたい」というコンセプトで商品を開発しています。そして、「商品を使っていただくことで、化粧品を使う回数や量などを少しずつ減らしていただくことができたら」とも考えています。
お一人おひとりが持っている悩みに向き合い、誠実に応えていくことが私たちの使命です。商品を通じてお客さまとの信頼関係を築きながら、さまざまなご意見をいただく。そして、そうした声が新しい商品の開発につながっていくのではないでしょうか。
現在では、「HAPPY美肌プロジェクト」という活動を展開しています。お客さまのなかからモニターを募集して、1年間のカウンセリングを実施するというものです。お客さまの悩みに寄り添いながら、毎月の肌の状況を踏まえて肌ケアのカウンセリングを行い、商品を提案しています。一時的な潤い感よりも、時間がかかってもじっくりと肌の力を育み、自ら美しくなる肌づくりをお手伝いしています。今後は、こうした活動をもっと広げていきたいですね。
ブランド情報
鈴木ハーブ研究所の商品づくりは「スキンケアのいらない肌へ」導くことがゴールです。私たちは、そのヒントを環境の変化に自らを適応させ、闘う力を身につけてきた"ハーブ"の力から見つけました。
目指すは、肌力の低下につながる過剰なうるおいや成分を与えるのではなく、肌本来の力を呼び覚まし、高めるスキンケアです。これからもただの自然派化粧品ではなく、ハーブとサイエンスの力で、人が本来持っている自然治癒力に着目した研究に取り組んでいきたい。その想いで、日々開発を続けています。
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