内側から女性を美しく。「ラ・ミューテ」がバラの香りにこだわる理由とは？

中島：

「ラ・ミューテ」には、純国産の有機栽培で育てられたダマスクローズを使用しています。特別な蒸留方法で美容エキスを抽出しているので、普通のものより3倍濃い美容成分が入っています。

ラ・ミューテの製品を使っていただくとわかるのですが、肌につけた時、ローズの香りがふわっと感じられると思います。みずみずしくつややかな女性の美しさを、目覚めさせてくれるような華やかで自然な香りです。

またブルガリアでは、ローズは美容と健康のサポートとして古くから使われているんですよ。もちろん肌にもよく、肌のうるおいを保って美肌効果ものぞめるといわれています。

中島：

そうなんです。まだ「ラ・ミューテ」にたずさわる前、私は肌荒れがひどかったんです。何をしてもよくならなかったのに、妊娠したら急に肌の調子がよくなって驚きました。そのとき、女性ホルモンの影響をすごく感じたんです。出産後には、また、肌が元のように戻ってしまったので、女性ホルモンは肌と密接に関係しているんだ、と実感しました。

ちょうどそのころ、「女性と香りの関係に着目した化粧品を、バイオベンチャーと一緒にやってみませんか」というお話をいただいたんです。まさにこれだと思いましたね。実際に、自分の肌に試していく中で肌の調子がよくなっていって。これは皆さんに広めていかなければ、とより強く思うようになりました。

一般的に、女性ホルモンは妊娠によって劇的に変化することが知られています。人によっては肌が荒れたり、私のようによくなったりといろいろ違いますが、全身に何かしらの影響が出ると考えられています。

こうした理由から、内側から肌の美しさを引き出すために、女性ホルモンはとても大事であると考えました。ストレスは、女性ホルモンのバランスを乱す原因の一つといわれています。お手入れの時に深呼吸して、ローズの香りでリラックスしてもらうことも、美容にとって大切なことだと思っています。

中島：

はい。自ら持つ肌の力でうるおいを生み出せるような、肌本来のすこやかさを保つことにもこだわっています。お客様の中には化粧水と保護美容液を2～3か月ほど使っているうちに、だんだん使用量が減ってきたという方もいます。

これは、たくさん使わなくても肌の調子が整ってきたからではないかと思います。それぞれが持つ生命の力を刺激をして、助けて、自分の肌がすこやかになる。そういった効果が期待できるように、保湿成分やハリを与える成分が配合されています。

ラ・ミューテのスキンケアはさらっとしていて、「使用感がさっぱりしている」とよくいわれます。これは分子量を小さくしているためで、こうすることで、より肌の奥※の方にまで浸透していくと考えています。肌の奥※の方が乾燥していると敏感肌にもなるし、肌荒れを起こしやすくなるという考えから、うるおいのある肌を保てるようにしています。

中島：

女性ホルモンのバランスが乱れると、大人ニキビができたり、敏感になったり、それまでにない変化が出てくるといわれています。生理前に肌が荒れるというのもホルモンの影響を大きく受けているからといわれています。

さらに、20代半ばから徐々に女性ホルモンのエストロゲンは減っていきますので、わが社では女性ホルモンのためのセルフケアについて情報を発信しています。化粧品だけでなく、毎日の食事や睡眠など生活に関することで、女性ホルモンにいいといわれていることをお知らせしています。

また最近ではスマートフォンで健康管理をしたり、さまざまなデータを蓄積したりすることができるので、専用のアプリで肌のセルフチェックをして一人ひとりのお客様の肌の悩みに合わせたアドバイスができないかと考え、企画開発しているところです。

これまでお客様係に集まってきた、1万人以上のお客様の声をデータとして反映できれば、それぞれの悩みに合ったアドバイスや商品紹介ができるのではないかと考えています。「個別サポートを大事にしていきたい」という販売当初からの思いを実現できる時代がきたのかなと思いますね。

中島：

今後は、ビューティだけでなくビューティヘルスにも、より関わっていきたいと考えています。わが社は「女性をより美しく、笑顔にしたい」という理念を持っているので、お客様の笑顔がゴールなんです。

肌も生活も豊かに楽しく過ごせるお手伝いができれば、こんなにうれしいことはありません。笑顔になることで女性ホルモンも分泌されるので、よりお肌もキレイになりますよ。