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セラミドづくりのプロが、「天然ヒト型セラミド」の魅力を語る!

更新日:2019/05/07

多くのスキンケアブランドに取り入れられている「天然ヒト型セラミド」。今回はこの成分を研究・開発し、化粧品メーカーに提供しているジェヌインR&Dの宮鍋さんにインタビューを行いました。美容感度の高いユーザーのなかで注目されている「天然ヒト型セラミド」の特徴や魅力について、詳しく教えていただきます。

今、注目されている「天然ヒト型セラミド※1」

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株式会社ジェヌインR&D
代表取締役社長 宮鍋 征克 さん

「天然ヒト型セラミド」で特許を取得されていますが、もともと御社はどのような会社なのでしょうか?

宮鍋:

素材づくりを通して、スキンケアブランドを支えている会社です。「天然ヒト型セラミド」というのも、皆さんには「成分」と言ったほうがピンとくるかもしれませんね。わかりやすく言うと、そうした「成分」を研究・開発して、スキンケア商品をつくっている化粧品メーカーに提供している会社です。

セラミドは、今では多くのスキンケア商品に配合されていますが、当社はセラミドの研究開発をかなり前から行っていました。現在では多くの種類がありますが、もともとはヒト型セラミド※1ではない天然セラミド※1が主流でした。

天然セラミドとは文字通り、天然の動物や植物由来のセラミドのことです。一方のヒト型セラミドは、人の肌(角質層)にあるセラミドと、ほぼ同等の構造を持っています。そのため人の肌への親和性がよく、バリア機能をうまく整えることができます。現在、多くのスキンケア商品に使われているのは、合成のヒト型セラミドになります。

では、バリア機能とセラミドの関係について、もう少し詳しく教えていただけますか?

宮鍋:

人の肌には、もともと潤いを肌から逃さないようにする「バリア機能」が備わっています。角質細胞の隙間に水分や油分をためこんだ「細胞間脂質」という天然の保湿成分がはさまっていて、潤いを閉じ込めて肌を守っています。その「細胞間脂質」の約50%を、セラミドが占めているのです。つまりセラミドというのは、角質に潤いを与えるだけではなく、バリア機能を形成している成分でもあるのです。

私たちの会社では2010年の設立当初から、セラミドの先端を行く素材の研究に着手しました。天然素材からヒト型セラミドをつくりだす研究を進めており、世界で初めて醸造発酵物の発酵粕のなかにヒト型セラミドが蓄積していることを発見しました。そして、「天然ヒト型セラミド※1」の実用化に成功し、特許も取得しています。

セラミドを通して、地球にやさしい成分づくりをめざす会社

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いろいろな天然素材があるなかで、なぜ醸造発酵物の発酵粕に着目されたのですか?

宮鍋:

私たちは、ただやみくもに成分を探す会社ではなく「地球環境にやさしいものづくり」を考えながら素材研究を行っている会社です。そこで私たちが目をつけたのは、食品加工を行った際に発生する莫大な廃棄物でした。

セラミドの供給源となる麹菌や酵母が、発酵粕のなかにたくさん含まれていいます。そして発酵粕は、醸造発酵物を製造する過程で出てくる食物残渣でもあります。私たちには地球環境のことを真剣に考え、廃棄物を利用するという、ものづくりのポリシーがあります。だからこそ発酵粕に着目し、成果が出るまでじっくりと研究を重ねていくことができたと思っています。

今、私たちは醤油粕を使って「天然ヒト型セラミド」を精製していますが、醤油の醸造メーカーから大量に廃棄される醤油粕をセラミドの原料として納入しています。セラミドを抽出し終えた残りの醤油粕を家畜の飼料として提供するなど、100%循環型のものづくりも実践しています。

人々のために、バリア機能の形成に適したセラミドを提供

天然セラミドとヒト型セラミドの違いについては先ほどご説明をしていただきましたが、「合成ヒト型セラミド※1」と「天然ヒト型セラミド」の間でも何か違いがあるのですか?

宮鍋:

セラミドの長さが違います。「合成ヒト型セラミド」のほうが短く、「天然ヒト型セラミド」のほうが長いのが特徴です。先ほど、角質細胞の隙間にセラミドが入り込んでバリア機能を形成するというお話をしましたが、セラミドの長さというのが、この隙間に入り込むことに大きく関係しているのです。

短いセラミドだと、いくつかのセラミドがくっついて隙間に入り込むことになります。しかし、短いもの同士がくっついているためにもろく、それらが崩れやすいため、角質細胞の隙間にピッタリとはさまり込むことができません。一方で、長い鎖状の天然ヒト型セラミドは形状も安定しており、角質細胞の間にしっかりとはさまるため、バリア機能を形成しやすいという特性を持っています。

私たちだからできる、最新のセラミド情報を積極的に発信!

「天然ヒト型セラミド」は注目度も上がりはじめていますよね?

宮鍋:

そうですね。私たちとしてもスキンケア商品をつくっているメーカーだけでなく、一般の消費者に対しても積極的に情報発信を行っています。残念ながら商品の表示情報に「天然ヒト型セラミド」と書かれることはなく、なかなか目にする機会がない成分かもしれませんが、大手をはじめ使っていただけるメーカーも増えてきていますし、消費者も美容感度の高い方を中心に、天然ヒト型セラミドの認知度も広がってきています。

天然ヒト型セラミドの研究開発や検証実験を重ねていくなかで、これまで知られていなかったいろいろな効果が期待できることもわかってきています。これからも研究開発を通じて、スキンケア商品の進化を支えていくことはもちろんですが、私たちの会社だからこそ得られる、セラミドの情報を消費者の皆さんに発信していきたいですね。

※1 保湿成分

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ブランド情報

「天然ヒト型セラミド」は、醸造発酵物由来のヒト型セラミドです。

弊社が世界で初めて発見し素材化に成功しています。現在多く使われる合成のヒト型セラミドは単一成分で、C18という短い脂肪酸です。ジェヌインのセラミドは20数種類の脂肪酸にC24、C26 と極長鎖セラミドで約6割を占めております。高純度精製技術で純度95%以上となります。また、ジェヌインセラミドは食品用として研究が進み多くの機能を明らかにしております。

https://genuinerd.com/rd/cosme/natural

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