「お客さま第一」を追求するホワイトラッシュのこだわりとは

上田：

アンドシームでは「お客さまにとって価値あるものを追求していくこと」を大切にしています。こうした「お客さま最優先」の考え方を、私たちは20年以上にわたって続けてきました。もともとアンドシームは通販のECサイトを運営している会社だったため、お客さまにとっての価値を一番に考えて、サイトで扱う商品をセレクトしていました。

そのサイトに寄せられる声をもとに「お客さまに一番価値を感じていただける商品はなにか？」を考えながら通販サイトを運営してきましたが、商品選びを通じて、「価値ある商品を自分たちの手で開発していきたい」という想いが強くなっていきました。その後、2009年に自社商品の開発をスタートさせ、さまざまな声をもとにスキンケアブランドを立ち上げました。現在は大手通販サイトのほか、バラエティーショップなどの店頭でも商品を取り扱っていただいています。

「ホワイトラッシュ」も、私たちのもとに寄せられた「お客さまの声」から生まれたブランドです。「ホワイトラッシュ」ブランドを立ち上げる前からいくつかのスキンケアブランドを展開していましたが、そのときからシミで悩んでいる方からの意見をたくさんいただいていました。そうした声をもとに、シミ*やくすみ**の悩みに特化した「ホワイトラッシュ」ブランドを創設しました。

上田：

シミで悩んでいるお客さまの声に注意深く耳を傾けていくなかで、「ピンポイントでシミをケアしたい」と考えている方がたくさんいらっしゃることがわかってきました。そういったニーズをもとに「ホワイトラッシュ」の第一弾商品となる美容クリーム「ホワイトラッシュ HQクリーム」は、

少量で使用しやすいように開発されました。美容成分のハイドロキノンを高濃度で配合している関係上、塗布したときに垂れてしまい、ほかのところにつくことがないように、垂れにくい形状のクリームにすることを考えました。また、ハイドロキノンという成分は空気に触れると酸化しやすい成分ですので、チューブから出たクリームがなかに戻らないようにするため、バックレスチューブを採用するなど、いろいろと工夫を凝らしながら商品開発を進めました。

お客さまにとって価値ある商品をつくりだしていくうえで、私たちが大切にしていることがもうひとつあります。それは、コストパフォーマンスです。つくり手が思っている以上に、非常に多くの方がコストパフォーマンスを重視されています。

お客様が求める価値を追求することが私たちの考えているものづくりのあり方ですから、求められていることを基準に商品を設計し、容器の豪華さなどといった、お客さまのこだわりが薄い部分をシンプルにつくることで、コストパフォーマンスの良い商品を開発しています。

上田：

やはり、使用される方を第一に考え、正確な情報をお伝えすることを心がけています。例えば、先ほどもお話をした「ホワイトラッシュ HQクリーム」はハイドロキノンを高濃度配合しておりますのでピンポイントでご使用頂いております。しかし、誤った認識や使用方法で高濃度な成分が配合された商品を使ってしまうと、肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。

そうしたことが起きないように、使用方法も含めて正確な情報をわかりやすくお客さまに発信するようにしています。

上田：

そうですね。お客さまが一番ほしいと思っている商品をお届けするのは、会社の指針でもあります。「ホワイトラッシュ」ブランドにおいても、日々、お客さまの声を取り入れながら新商品を開発しています。シミ*-やくすみ**で悩んでいるお客さまから「ホワイトラッシュブランドでほかのアイテムもつくってほしい」というご要望をいただいたことをきっかけに商品開発を進めました。

2019年10月に「ホワイトラッシュ HQ美容液」と「ホワイトラッシュ Vセラム30」を発売し、2020年1月に「ホワイトラッシュ 美白*乳液」と「ホワイトラッシュ 美白*化粧水」を発売しました。さらに、2月には「ホワイトラッシュ 美白*ＴＡ美容液」を発売し、お客様のニーズをもとに商品開発を続けています。これからもお客様本位の商品づくりを行っていく事で「ホワイトラッシュ」を長く使って頂けるブランドにして行きたいです。

また、「ホワイトラッシュ」が男性の方にも使っていただいているブランドであることがわかってきましたので、ジェンダーレスで使っていただけるよう、パッケージデザインの全面リニューアルを2020年2月に実施致しました。