食欲が止まらない原因を探る

この記事の監修者

管理栄養士北川みゆき

ストレスや生理前などは体が敏感となり、さまざまな反応を引き起こしています。中でも、食欲が増進して思わずドカ食いをしたり、食べても食べてもお腹が空くというような、食生活への反動となって現れる方もいらっしゃいます。

このような食欲が止まらない時には、どのようなメカニズムが働いているのでしょうか?各症状のメカニズムについてご紹介したいと思います。食欲が増す原因とはどのようなものがあるでしょうか?

パターン1.ストレスと食欲の関係

人間の体は、ストレスを受けると脳の視床下部という部分からコルチゾールという物質が分泌されます。このコルチゾールは胃酸の分泌を促したり、食欲を増進させる働きがあるといわれているため、ストレスを感じた時に食欲が増すのも頷けます。
また、脳内物質の一種であるセロトニンは精神を安定させる働きがあり、甘い物を食べるとセロトニンの量が増えるという特徴を持っています。ですから、甘い物を食べ過ぎる傾向がある方は、無意識に精神を安定させようとする作用が働いているのかも知れません。

パターン2.生理前と食欲の関係

生理前に黄体期の期間がありますが、この時期は黄体ホルモンのプロゲステロンという物質が増加しています。この黄体ホルモンは、体の中に栄養分を溜め込もうとする働きがあり、その結果、食欲が増すといわれています。
また、黄体期はプロゲステロンの影響で身体的・精神的にも不調が生じやすく、イライラしたり、食欲のコントロールができなくなる傾向にあります。

パターン3.寝不足と食欲の関係

寝不足の状態が続くと、食欲を増進させる働きのあるグレリンと、食欲を抑える働きのあるレプチンのバランスが崩れるといわれています。アメリカの複数の大学における研究では、睡眠時間の短い人の方が、食欲増進作用のあるレプチンの量が多くなり、食欲抑制作用のあるレプチンの量が少なくなるという結果も出ています。つまり、寝不足の状態になると、食欲も増進しやすくなるという訳です。

まずは自分の傾向を知ることから始めましょう

食欲が増すことは決して悪いことではありませんが、欲求のおもむくままに食べ続けることで、肥満などの病気を引き起こす恐れがあります。
食欲がありすぎることで悩んでいる方は、まず、自分がどのような時に食欲が増すのかの傾向を知ることで、適切な対策をとることができますので、この機会に意識をしてみてはいかがでしょうか?

ななつのしあわせミックスナッツ

Facebookもチェック

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

カテゴリー

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン