コーヒーのカロリーとダイエット効果
この記事の監修者
管理栄養士北川みゆき
みなさんは普段、コーヒーを1日何杯飲んでいますか?
コーヒーには、眠気を覚ましたり、生活習慣病を予防したり、運動能力をアップさせるなどの働きがあるのですが、実はダイエットの効果も期待できることをご存知ですか?
今回は、コーヒーのカロリーとダイエット効果についてご紹介します。
コーヒーのカロリーはどれくらい?
ブラックの場合、コーヒー1杯当たりのカロリーは約4kcalほどですが、コーヒーに何を入れるかによってカロリーは大幅に変わってきます。
例えば、砂糖を小さじ1杯入れるとそのカロリーは約19kcal。ブラックと比較するとカロリーは約5倍にも跳ね上がります。
また、コーヒーにコーヒーフレッシュ(5ml)を入れた場合は約4倍、砂糖小さじ1杯とコーヒーフレッシュの両方を入れた場合は約8倍ものカロリーになります。
ですから、コーヒーに砂糖やコーヒーフレッシュを入れて、何杯も飲む習慣のある方は、糖質や脂質の摂り過ぎに注意する必要があります。
コーヒーがダイエットに効くと言われる理由とは
巷では「コーヒーダイエット」がにわかに注目されていますが、その方法は「ブラックのホットコーヒーをおよそ3~4時間おきに飲む」こと。
また、運動をする20~30分前にコーヒーを飲むと、その効果が高まると言われています。
ダイエット効果が期待できるコーヒーの成分は、カフェインとクロロゲン酸です。カフェインは100ml当たり約60mg含まれており、その量は紅茶の2倍。
ポリフェノールの1種であるクロロゲン酸には、脂肪を燃焼させる働きがあり、コーヒーに含まれる何種類もの香り成分や苦み成分には自律神経の働きを活発にし、脂肪の代謝を促進させる働きもあるので体脂肪を減少したい方にオススメの飲み物というわけです。