朝バナナを食べて期待できる効果
この記事の監修者
管理栄養士北川みゆき
バナナは、非常に栄養価の高い果物として知られていますが、実は朝に食べることでバナナが持つさまざまな効果がアップします。今回は、朝バナナを食べるメリットについてお伝えします。
快適な1日を迎えるための栄養補給に
仕事に出掛ける準備や家事に追われてしまうと、つい朝食を抜いてしまうなんてことはありませんか?朝食に限らず、自炊をされている方なら、1日3食作るのも面倒に感じることがあるかもしれません。
普段、私たちの脳は寝ている間にもブドウ糖が消費されているため、朝の起きがけには血糖が低い状態となっています。しかし、ブドウ糖は私たちの集中力を高め、脳を活性化させる働きにも使われるため、寝ている間に消費された分もしっかりと栄養補給しなくてはいけません。
そんな時にオススメなのがバナナ。
すぐに食べられ、後片付けもラクなお手軽食材です。そして、ブドウ糖などのエネルギー源が含まれているため疲労を回復してくれ、さらにビタミンやミネラルが身体の調子を調えてくれます。
便秘の解消から代謝アップまで
バナナには、便秘を解消する食物繊維が多く含まれていますが、実は腸内環境を整えてくれるオリゴ糖も豊富に存在しているので、食物繊維とオリゴ糖の相乗効果によって、より便秘解消効果が期待できると言われています。
また、糖質が多い割に、糖質を分解するアミラーゼという酵素も含まれているため、消化が早く、脂肪を燃やす働きまでしてくれます。代謝をアップさせるビタミンB群もあることから、バナナを運動前に食べるのもオススメです。
食べ方にも工夫を
そのまま食べてもよいのですが、ヨーグルトと一緒に食べると、ヨーグルトに含まれている乳酸菌との相乗効果でより便秘の解消が期待できます。
また、バナナとキウイをヨーグルトとマヨネーズであえ、サラダにトッピングして食べると、ヘルシーなだけでなく疲労回復や便秘の解消も期待できますよ。