エクオールとは?期待される更年期障害の改善効果について

この記事の監修者

管理栄養士・日本抗加齢医学会認定指導士篠原絵里佳

働く女性

大豆に含まれる「大豆イソフラボン」というポリフェノールが、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをすることは、すでにご存知の方も多いのではないでしょうか?

実は、ここ数年の間でそのパワーの源こそが「エクオール」にあるということが分かってきました。エクオールについて知っておくことは、自分の身体との向き合い方のヒントになるでしょう。エクオールとはどのようなものか、詳しくご紹介します。

「エクオール」とは?

私たちが大豆製品から摂取する大豆イソフラボンには、“ダイゼイン”“グリシテイン”“ゲニステイン”の3種類があります。そのなかでも“ダイゼイン”だけが、腸内細菌によって代謝されエクオールへと変化します。

その効き目(活性)自体は、エストロゲンの100分の1から1000分の1とわずかながら、エストロゲンが足りない時に、その信号を受け取るエストロゲン受容体にエクオールがはまり込み、肌や骨、血管や脳などを守る作用を発揮します。

一方、エストロゲンが過剰にあるときは、エストロゲン受容体の一部に、椅子取りゲームの要領で効き目が優しいエクオールがはまり込むことで、その作用を弱めると考えられています。

期待される更年期の症状改善効果

また、“ダイゼイン”のまま体内に吸収されるよりもエクオールとして体内に吸収される方が、更年期などの症状により高い効果を発揮するといわれています。

日本更年期医学会によれば、女性108人を対象に2日間の食事調査を行い、最終日に24時間蓄積した尿中の“ダイゼイン”“ゲニステイン”“エクオール”の量を測定しました。

これを更年期の症状別に分けて調べたところ、症状が重い方、軽い方ともに尿中の“ダイゼイン”“ゲニステイン”の量に大きな差はみられなかったが、症状の重い方の尿は明らかに“エクオール”量が少なく、症状の軽い方はエクオールが多いという結果となったそうです。( 出典:日本更年期医学会雑誌15:28-37,2007)

この結果からもわかるように、更年期の症状に深く関与しているのは大豆イソフラボンのなかでも“ダイゼイン”の代謝物エクオールであるとして、今注目を集めています。

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