ヨーグルトの栄養はなぜ吸収されやすいのか?

この記事の監修者

管理栄養士・料理家磯村優貴恵 先生

ヨーグルト

健康や美容によいと言われているヨーグルトは、牛乳を発酵させて作っているため牛乳と同じ栄養が乳酸菌の働きによって分解され、少し性質を変え、吸収しやすい形になって含まれています。

具体的にどのような栄養が含まれているのか、詳しくご紹介したいと思います。

ヨーグルトの栄養素とは

■糖質
身体の機能を維持し、エネルギーにもなる糖質ですが、牛乳の場合は乳糖が腸で吸収されないのでお腹がごろごろしたり、下痢をしやすくなる方もいます。その点ヨーグルトの場合は、乳酸菌の働きによって乳糖が分解された状態になるので、お腹の弱い方でも安心して食べることができます。

■タンパク質
私たちの身体を作る上で大切な役割を果たしているのがタンパク質。健康的な肌や髪などを保つ働きがあります。ヨーグルトに含まれているタンパク質も、乳酸菌の働きによってアミノ酸にまで分解されており、そのアミノ酸量は牛乳の4倍にもおよびます。また、牛乳より消化吸収に優れているのも特徴です。

■脂質
身体の主要なエネルギー源となる糖質が、大腸の腸内細菌によって発酵して作られるのが脂肪酸です。これにより、ヨーグルト独特の風味も生まれています。

■カルシウム
骨や歯を強くする働きのあるカルシウムは、ヨーグルトの乳酸と結びつき乳酸カルシウムへと変化することによって、体内に吸収されやすくなっています。

■乳酸菌
代謝によって乳酸を生成する乳酸菌。腸内環境を整え便秘や下痢を解消するだけでなく、花粉症やアレルギーなどの症状の改善、免疫力をアップさせるなど、嬉しい働きをしてくれます。

■ビタミン類
皮膚の健康を保ち、肌荒れを防ぐビタミンAやビタミンB2、疲労回復やエイジングケアの効果も期待できるビタミンB1やビタミンE、そしてカルシウムの吸収を促すビタミンDが含まれています。

定期的に摂ることが大切

ちなみに乳酸菌はたくさん摂っても蓄積されるものではないため、定期的に摂る必要があります。毎日の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか?

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