貧血の方の食事療法のすすめ方

この記事の監修者

管理栄養士北川みゆき

食事をする女性

鉄欠乏性貧血の治療のひとつに鉄剤の服用がありますが、内服によって治療の効果がみられても、鉄欠乏性貧血の改善や再発予防のためには、根気よく食事療法を続けていくことが大切となります。今回は、貧血の方が食事療法をどのように進めるのがよいか、ポイントをご紹介します。

食事療法の進め方とポイント

・規則正しく食事を摂り、栄養バランスのよい食生活を心がける
とくに若い女性の場合、食事が不規則になりやすく、過度なダイエットや栄養バランスに偏りのある食生活が続くことで、鉄欠乏性貧血になる方が増えています。貧血の食事療法としては、1日3食を規則的に摂り、主食・主菜・副菜などを上手に組み合わせた栄養バランスのよい食事をすることが大切です。

・良質のタンパク質が含まれている食品を取り入れる
貧血は、血液中にある赤血球やヘモグロビンが減少することによって起こりますが、タンパク質はこれらの成分の材料となる重要な栄養素となります。

良質のタンパク質が含まれている食品には、肉類、魚介類、乳製品、大豆製品などがあり、鉄分が含まれている食べ物と一緒に摂ることで吸収率が高まります。また、タンパク質は一回の食事で大量に摂取しても体内に貯蔵しておくことが難しいため、毎回の食事にバランスよく取り入れる工夫をしていきましょう。

・積極的に鉄分を摂る
鉄分には体内への消化吸収率がよいヘム鉄と消化吸収率されにくい非ヘム鉄があります。ヘム鉄は肉類や魚介類などに、非ヘム鉄は青菜や乳製品に多く含まれています。日本人の食生活ではヘム鉄よりも非ヘム鉄を多く含む食品を摂取する傾向にあるといわれているため、ヘム鉄を多く含む食品も積極的に摂り入れるとよいでしょう。

・鉄分の吸収率を高めたり、造血作用のあるビタミンを多く摂る
鉄分が体内へ効果的に吸収されるためには、吸収率を高める食材を一緒に摂ることが大切です。ビタミンCには、非ヘム鉄の吸収率を高める働きがあり、ほうれん草やブロッコリーなどの野菜類やみかん、キウイフルーツなどの果物類に多く含まれています。

また、ビタミンB12や葉酸には造血作用があり、豚や牛などのレバー、魚介類、チーズ、納豆などに多く含まれています。

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