女性の体は非常にデリケートで、環境の変化やストレスなどのちょっとした影響でもホルモンのバランスが崩れやすくなります。特に、エストロゲン(卵胞ホルモン)が低下すると、更年期障害に見られるさまざまな症状が起こります。もしかしたら、普段の生活習慣がエストロゲンの低下を招いているかもしれません。女性ホルモンのバランスを整えるために気をつけたいポイントについてご紹介します。

エストロゲンを低下させるNG習慣とは

入浴はシャワーだけで済ませる

温かい場所にいるのに手足やお腹、腰が冷えるという方は、全身の血行が悪くなっている可能性があります。体が冷えると、エストロゲンを分泌する卵巣の機能が低下する原因となります。入浴時に湯船につからず、シャワーだけで済ませてしまう習慣のある方は、体が冷えやすくなるため要注意です。また、冷たい飲み物ばかりを好んで飲むという方も、冷えやすい体質になっている可能性があります。

食生活が乱れている

朝食を抜いたり、ファストフードや甘いものばかりを好んで食べていると、栄養のバランスが崩れてしまいます。栄養バランスが乱れると代謝がうまくいかず、エストロゲンの材料が不足する為エストロゲンの低下につながります。

ストレスを抱えやすい

人間関係の悩みや仕事のストレスなどが大きいと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。これにより卵胞刺激ホルモンの量が低下し、エストロゲンが減少します。

寝不足気味である

寝つきが悪い、眠りが浅い、ついつい夜ふかしをしてしまうという習慣があると、卵巣の働きが低下し、エストロゲンの分泌が減る場合があります。

エストロゲンの低下を防ぐためには

体を温める

シャワーだけでなく湯船に浸かる、温かい飲み物を意識的に摂る、腹巻などを使用しておなか周りを温めるなど、常に体を温めて全身の血行をよくするよう心がけましょう。

バランスのよい食生活を心がける

三大栄養素と共にビタミンやミネラルなどを含んだバランスのよい食事を心がけましょう。特に、豆腐や納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンや、ナッツ類、アボカドなどに含まれるビタミンEには、女性ホルモンの働きを助ける作用があるので、普段の食事から意識してとり入れましょう。

ストレス解消を心がける

外気温の変化などによっても人間はストレスを感じるため、ストレスを完全になくすこと不可能です。なくすのではなく、溜めこまないよう心がけましょう。ストレスを解消するには、適度な運動や入浴がおすすめです。また、リラックスできる時間を作ることも大切です。友人とのおしゃべりやアロマで香りを楽しむ、マッサージを受けるなど、ストレスを解消する機会を積極的に作るようにしましょう。

質のよい睡眠をとる

睡眠不足にならないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。また、寝室の環境を整えたり、寝る前に入浴や軽い運動、ストレッチをするなど、質のよい睡眠をとれるよう工夫することも大切です。

エストロゲンが不足すると、更年期障害の症状が現れるだけでなく、コレステロール値の上昇や骨がもろくなるリスクもあります。また、エストロゲンには肌のハリを保つコラーゲンの生成を助ける作用もあるため、美肌を保つためにも必要不可欠なホルモンです。不足させないためにも、まずは生活習慣を見直すことからはじめましょう。