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元に戻らない日焼けを戻す方法はある?肌を白くするおすすめの美白ケア

更新日:2018.09.27
公開日:2018.09.12
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この記事の監修者
美容家、NRサプリメントアドバイザー、看護師、株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

日焼けで黒くなった肌は、できるだけ早く元の色に戻したいと思います。しかし、さらなる日焼けや加齢などさまざまな原因で、肌の色が戻るまでに時間がかかる場合もあります。日焼けした肌の色を戻すには、どのような方法があるのでしょうか。

日焼けした肌をできるだけ早く戻したいと願う人は多いのではないでしょうか。しかし、昔は何もしなくても元に戻っていたのに、年齢を重ねるほど戻りにくくなった…と感じる方もいるでしょう。

日焼け後、黒くなった肌を元の色に戻すにはどのようなケアをするとよいのでしょうか。まずは肌の色が戻りにくくなる理由を見てみましょう。

日焼け後、肌の色が戻らない理由

日焼けをして黒くなってから、元の肌色になかなか戻らないのには3つの理由が考えられます。

日焼け後に紫外線対策をしていない

一度しっかりと日焼けしてしまうと、紫外線対策が甘くなる場合があります。また、くもりの日などは「今日はいいか」と日焼け止めを塗るのをやめてしまうこともあるかもしれません。

紫外線対策の怠りは、さらなる日焼けにつながります。シミの予防などを視野に入れて美白ケアを行う人も多いかもしれませんが、たとえ美白ケアを行っていたとしても、毎日対策もせずに紫外線を浴びていてはさらに日焼けして肌が黒くなります。これでは、元の肌色に戻るまでに時間がかかっても仕方がありません。

紫外線は、天気や季節によって違いはあれど、1年中地上に降り注いでいます。たとえば、薄ぐもりの日であれば、晴れた日の80%の紫外線が地上に届いているといわれています。紫外線対策は1年中、多少お天気がぐずついているときでも行ったほうがよいでしょう。

なお、紫外線を長期的に浴び続けたり、くりかえし浴びているとシミにつながります。通常、メラニン色素を作るメラノサイトは紫外線を浴びているときだけ活発に働きますが、紫外線をくりかえし浴び続けることでメラノサイトが働き続けるようになるのです。シミをできるだけつくらないためにも、紫外線対策が重要です。

ターンオーバーの乱れ

日焼けによって色が黒くなるのは、肌の中でメラニン色素が作られているためです。このメラニン色素は、ターンオーバーによって古い角質とともに排出されます。

しかし、ターンオーバーのサイクルは年齢を重ねるにしたがってゆっくりになります。すると、メラニン色素を含んだ古い角質が肌の表面に留まる時間が長くなり、肌の色がなかなか元に戻らないと感じる原因になります。

なお、ターンオーバーのサイクルは、食事や睡眠といった生活習慣やストレスなど、さまざまな要因で乱れやすいものです。

肌の乾燥など

肌の乾燥もターンオーバーの乱れにつながる要因です。肌が乾燥すると、肌の表面にあたる角質が厚くなり、肌がそれ以上乾燥するのを防ごうとします。しかし、それにともなって古い角質も長く肌表面に留まります。するとメラニン色素の排出が遅くなり、日焼け後の肌の色が戻らないと感じる要因となるのです。

それでは、元の肌色に早く戻すためにはどのようなアプローチが考えられるのでしょうか。

元の肌色を取り戻す美白ケアの方法

元の肌色に戻すためのケアとして、それ以上の日焼けを防ぐための紫外線対策や美白化粧品によるケアが考えられます。以下では、それぞれの方法について詳しく解説します。

それ以上の日焼けを防ぐ紫外線対策

日焼けの色が戻らない原因でも述べたとおり、日焼けして黒くなったあとも紫外線対策をしなければ、日焼けし続けることになります。そのため、早く元の肌色を取り戻すには紫外線対策を怠らないことが第一です。

紫外線対策には、日焼け止めを塗るほかにもさまざまな方法があります。たとえば、外出時には日傘や帽子、UVカット機能のある服で肌を保護する方法があります。お出かけのときには晴雨兼用の日傘を忍ばせておけば、天気がよいときも悪いときも対応できます。

また、特に紫外線の強い10時から14時くらいの間は外出を避けたり、日陰を選んで歩いたりすることも、浴びる紫外線の量を減らすのに有効です。

日焼け止めで紫外線対策をする場合は、2~3時間に1回、日焼け止めを塗りなおしてください。日焼け止めが汗で流れたり、摩擦で取れたりするため、時間がたつと日焼け止めの効果も落ちてきます。特に紫外線の強い時間帯や、海や山などの紫外線が強い場所では、日焼け止めを定期的に塗りなおしましょう。

美白化粧品によるケア

紫外線対策は肌を紫外線から守るケアですが、美白化粧品によるケアは攻めのケアと言えます。

美白化粧品とは、厚生労働省で認可された美白成分を配合した薬用化粧品のことです。現在は約20種類ほどの成分が美白成分として認可されています。メラニン色素が作られる過程にアプローチし、メラニン色素の生成をおさえることで美白効果が期待できます。

現在認可されている美白成分の一例として、以下があげられます。

  • ビタミンC誘導体
  • 4MSK
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • アルブチン
  • トラネキサム酸 など

美白化粧品は、肌に多少刺激を与える可能性もあります。そのため、ひどい日焼けで肌が赤くなっているときや、ヒリヒリとした痛みがあるときには使用を控えましょう。肌が黒くなって痛みもおさまったときには、肌の様子を見ながらスキンケアにとり入れてください。

美白化粧品によるケアは、現在の日焼けの色にアプローチするほか、将来のシミ予防のためのケアにもなります。シミのない美肌を目指すためにも、美白ケアは日々のケアにとり入れたいものです。

では、どのような化粧品が美白ケアによいのでしょうか。日焼け後の肌におすすめの美白化粧品をご紹介します。

おすすめの美白化粧品7選

ホワイトショット SXS(POLA)

  ホワイトショット SXS POLA

販売価格(編集部調べ):12,960円(税込)
内容量:20g
医薬部外品

おすすめの理由
新開発の美白美容成分配合のクリーム。美白有効成分が肌深部のメラノサイトに届くようサポートしてくれるから、くすみが気になる部分を集中ケアしてくれます。肌にしっかりとフィットするクリームタイプなので、効果が長時間続いてくれるのが嬉しいですね。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
肌全体の透明感をアップさせたい方におすすめの美白クリームです。目の周りや頬にそって細かいしみが目立ってきたという方は、美白集中ケアをしてみるといいかもしれません。肌が本来持っている機能をサポートさせることで、くすみに効果が期待できます。

HAKU|メラノフォーカスV(資生堂)

 HAKU メラノフォーカスV 資生堂

販売価格(編集部調べ):10,800円(税込)
内容量:45g
医薬部外品

詳しくはこちら

おすすめの理由
美白効果の高い4MSKとトラネキサム酸配合の薬用美白美容液。4MSKのメラニン色素抑制効果とトラネキサム酸のメラノサイト活性化を抑制する「抗メラノW美白パワー」で集中美白ケアするのがポイント。紫外線でダメージを受けた肌にはこれ1本でケアできるのが嬉しいですよね。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
夏場の強い紫外線でダメージを受けた肌におすすめです。浸透力の高い保湿成分が肌の奥まで行き渡り、ふっくらみずみずしい肌に導いてくれます。肌の乾燥が気になる時期には使ってみたい薬用美容液ですよね。

ホワイトジェネシス(アテニア)

  ホワイトジェネシス アテニア

販売価格(編集部調べ):5,000円(税込)
内容量:30ml
医薬部外品

おすすめの理由
年齢と共に増え続けるメラニンをシャットアウトするジェネシスブライトナー配合の新しい美白美容液。40代以降、広がり続けるメラニンにアプローチすることで、シミの拡散を防いでくれます。年齢肌の美白ケアには欠かせない1本になりそうです。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
歳と共にシミが気になる方におすすめの美容液です。どんどんシミが濃くなって増えていく、そんな悩みに効果を発揮するのが「ジェネシスブライトナー」。「もうどうにもなたないわ」と、諦めていたシミがある方におすすめです。

オルビスユー|ホワイト ローション(オルビス)

 オルビスユー ホワイト ローション オルビス

販売価格(編集部調べ):3,240円(税込)
内容量:180ml
医薬部外品

おすすめの理由
メラニンの生成をブロックする安定成分「アルブチン」が配合の美白ローションです。シミの原因はメラニンメタボ。過剰に生成されたメラニンをため込むことがシミを作り出してしまいます。このメラニンに歯止めをかけ、透明感のある肌作りをサポートしてくれます。大人肌へのケアができるのがポイントです。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
ため込んだシミが気になる方におすすめの美容ローションです。くすみの原因となる古いシミを少しでも薄くしたいという人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?乾燥とくすみを解決する成分が配合されているため悩みが多い大人肌には向いているローションです。

ホワイトニング 化粧液 I さっぱり(ファンケル)

  ホワイトニング 化粧液 I さっぱり ファンケル

販売価格(編集部調べ):1,836円(税込)
内容量:30ml
医薬部外品

おすすめの理由
「シミのはじまり」をスタート段階でブロックする薬用美白化粧液です。乾燥した肌をうるおし、美白成分を角層の隅々までいきわたらせてくれます。ゴワついたお疲れ肌が気になる方におすすめです。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
肌の乾燥とくすみが気になる方におすすめの美白化粧水です。シミが気になり始めたら、まずは肌のリズムを整えることが大切。固くなった角質が頑固なシミになる前に、使ってみたい化粧水ですね。

CFセラム(レカルカ)

  CFセラム レカルカ

販売価格(編集部調べ):12,960円(税込)
内容量:30ml

おすすめの理由
肌に沈着したメラニンを排出させるためにはビタミンCが効果的です。生ビタミン、APPS(両親性ビタミンC誘導体)、油容性ビタミンCのトリプルビタミンとフラーレン、アスタキサンチンという美白に強い成分が、肌本来の透明感を引き出してくれます。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
とろっとコクのあるテクスチャです。乾燥が気になるところを中心に肌になじませると、肌がふっくらするのを感じます。ビタミンCのベールが紫外線ダメージを素早くケアしてくれます。肌がワントーン明るくなり、日焼けによるくすみが気にならなくなりました。

JHBLABO|SAITAI SERUM(レカルカ)

 JHBLABO SAITAI SERUM レカルカ

販売価格(編集部調べ):12,000円(税込)
内容量:30ml

おすすめの理由
母体と胎児をつなぐ「臍帯(さいたい)」から抽出したサイタイエキス配合のセラムです。サイタイエキスの中にはロンドロイチン硫酸やアミノ酸など美しい肌をサポートする成分が豊富に含まれています。日焼けによる肌ダメージをケアし、みずみずしい赤ちゃん肌へみちびてくれます。なにを使っても効果が感じられなかった方におすすめの新成分です。

監修者の写真 美容家 NRサプリメントアドバイザー 看護師 株式会社ナースキュア代表取締役 布施公予

使ってみた感想
つけた感じはサラッと伸びがいいテクスチャです。すーっと角層の奥に浸透して、抜群の保湿力を感じます。使い続けるうちに肌がもちっと柔らかくなるのが嬉しい!サイタイに含まれる成長因子の効果が期待できそうです。これ1本で肌悩みゼロに近づけます。

美白化粧品の効果はどのくらいで実感できる?

ここで紹介したものを含め、美白化粧品はつけて2~3日すれば効果を実感できるというものではありません。紫外線対策もしっかりしながら美白ケアを続けたとしても、効果を実感するまでは1か月以上かかる場合もあるといわれています。

美白ケアは長く続けるのが大切です。使用したときに、肌に赤みやかゆみといったトラブルがでなければ、ひとまずその美白化粧水を使い切ってみましょう。

一緒に行いたい美白アプローチ

紫外線対策や美白化粧品によるケアといった外側からのケアを紹介してきましたが、肌の色をもとに戻すには内側からのケアも大切です。

内側からできるケアとして、食事や睡眠といった生活習慣の見直しが考えられます。また、外側からのケアであはるものの、ターンオーバー促進効果を期待できるピーリングも、日焼けで黒くなった肌色を戻すためには効果的です。

食べ物を変えて肌をよくする

食べ物の面で意識したいのが、緑黄色野菜や肉、魚、海藻、大豆などをバランスよく食べることです。

肌のターンオーバーを整えるには、肌の細胞をつくる栄養をとることが欠かせません。細胞を作るうえではタンパク質が必要です。また、新陳代謝に不可欠なビタミンB群や、肌を健康に保つのに必要となるビタミンA、抗酸化作用が期待されるビタミンC、ビタミンEなどもしっかりとりたい栄養です。

これに加え、特に成人女性に不足しがちといわれる鉄分や、亜鉛も健康な肌をつくるのに非常に重要な栄養です。

良質なタンパク質源である卵や大豆、乳製品、豚肉、魚などには、ビタミンB群や鉄分も多く含まれているものがあります。また、ビタミンAが豊富なかぼちゃはビタミンEも、ほうれん草はビタミンCや鉄分も多く含んでいます。さまざまな食材をバランスよくとりましょう。

まずは一食、栄養バランスを考えた食事を作ってみるのもよいかもしれません。もしくは、不足しがちな栄養を含んだ食材を使った料理を多めに作り、冷凍してほかの食事のときにプラスするのもおすすめです。

食事の彩りも増すので、栄養バランスを考えた食事を日々にとり入れてみてください。

睡眠

質のよい睡眠も、ターンオーバーを整えるのに重要な役割を持っています。眠っている間に分泌される成長ホルモンには身体が日中に受けたダメージを修復する作用があり、ターンオーバーにも影響するのです。

十分な睡眠時間を確保できることも大切かもしれませんが、最近では睡眠の質も重要視されています。睡眠の質とは、途中で目覚めたりせず深く眠れることです。

私たちは眠っている間、深い眠りと浅い眠りをくりかえしています。成長ホルモンの恩恵を受けるためには、もっとも多く成長ホルモンが分泌されるという就寝してから最初の深い眠りをしっかりとることが大切だといわれています。

寝る前に、利尿作用のあるアルコールやカフェインを含んだ飲み物を飲むのは控えましょう。また、スマートフォンなどの明るい光を暗い部屋の中で見つめているのも、眠気が飛んで行ってしまいます。就寝前は部屋の明りを落とし、静かに過ごしましょう。寝る前に足湯をするのも寝つきがよくなるといわれています。

ピーリングもおすすめ

ピーリングとは、フルーツ酸(AHA)やサリチル酸(BHA)などのピーリング成分配合の化粧品でケアすることです。酸の力で肌表面の角質を溶かし、肌のターンオーバーを促進する効果が期待できます。

ピーリングのケアは、市販のピーリング剤を使って自分でできるほか、美容皮膚科などでも受けることができます。セルフケアによるピーリングは、使い方を間違えたりするとトラブルを招く可能性もあるので、プロの施術を受けるのがおすすめです。ピーリング剤の濃度も美容皮膚科などで使用する薬剤のほうが濃く、より効果を期待できます。

まとめ

なかなか戻らない日焼けで黒くなった肌を戻す方法を解説しました。日焼けの色が戻りにくくなる原因はさまざまですが、以下の方法でアプローチできます。

  • こまめな紫外線対策
  • 美白化粧品による毎日のケア
  • 食事や睡眠などの生活習慣の改善

紫外線対策は、それ以上焼けないためにも、将来のシミなどを防ぐためにも、ぜひとり入れてください。また、今回紹介した美白化粧品も参考に、自分に合った美白化粧品を見つけたら、まずは1本使い切りましょう。

ひとつひとつは細かいポイントですが、積み重ねることで日焼けでダメージを受けた肌をいたわることができます。日々の生活の中に、とり入れてみてください。

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