湖水地方

名産ソーセージとイギリスで過ごした年越しの思い出

クリスマスにイギリスへと戻り、寒い北ウェールズでひとりの新年を過ごすのも寂しいので、せっかくならもっと北にある湖水地方へ出かけることにしました。

「ピーターラビット」を出版したビクトリクス・ポターが滞在していたことで有名な場所で、避暑地としても人気のエリア。その最も奥地にあるKeswick(ケズィック)にユースホステルがあったので、予約してみました。

隣町の北イングランドChesterから長距離バス「National Express」を乗り継ぎ、約3〜4時間かけて、湖水地方Keswickに到着。雄大な山々と湖に囲まれた穏やかなエリアです。セルフケータリング(自炊)できるホステルでしたので、食材を買い込んで、夜は自炊。昼は、散歩がてら街中まで30分歩き、街中のパブへ出かけました。

カンブリア・ソーセージ

そこでオーダーしたのが、名産のとぐろを巻いた「Cambria Sausage(カンブリア ソーセージ)」。某ハム会社のパリッとした皮のソーセージに慣れてしまっている日本人はあまり好みじゃないそうですが、自分はハーブが効いたイギリスのソーセージが好きで、今でもたまに食べたくなります。

夏はBBQに登場しますが、日本のソーセージの3本分ぐらいのサイズとなるため、オーブンやグリルで焼くことが多く、付け合わせはロースト料理同様に、ゆで野菜が定番です。そしてやっぱりトッピングはグレービー。そんな高カロリーの日もあっていいと自分に言い訳してばかりですが…。

ここに都合3泊したのですが、正直、ガイドブックは名所しか載っていないため、こんなに田舎だと予想もしていませんでした。しかも宿泊客はリアルハイカーばかりで、ひとり客は私だけ。なぜかハイカーのパーティに誘われて、イギリス人の大好きなジョークとウイットに富んだ(?)クイズ大会に参戦させられ…戸惑っていたら、アイルランド人のおばさま方が、ワインを賭けたカードゲームに誘って下さり、見事勝利。すっかりご馳走になってしまいました。

そんなこんなで夜はふけ、全員で庭に出て、新年のカウントタウンをしました。湖畔から花火が打ち上げられ、チャイニーズランタンがふわふわと空を舞い、しばし幻想的な世界に。ホステルからは、宿泊客にイギリスのクリスマス料理としておなじみのミンスパイが振る舞われました。このパイの中には、ドライフルーツがぎっしり入っているんですよ。イギリスで初めての大晦日は、とても印象深いものとなりました。

ミンスパイ

サンタ

次回もお楽しみに。