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手が荒れてしまう原因

更新日:2016/12/09 公開日:2013/04/30

手荒れとは、手や指の肌が乾燥して肌のバリア機能が低下、あるいは破綻している状態です。特に寒い冬は、皮膚の新陳代謝が低下したり汗をかく機会も少ないため、バリア機能は万全ではありません。その上、手の皮膚には皮脂を分泌する皮脂腺の分布が少ないため、他の部分に比べると肌表面の角質層はダメージを受けやすい状態なのです。

手荒れは自然に治ってしまうこともありますが、「忙しいし仕方ない」、「冬なんだから…」と放っておくと、ガサガサしていたところがかゆみをともない、しまいにはパックリヒビが入ってしまうこともあります。特に、水仕事や指先を使うことの多い方、アレルギー体質の方に多くみられます。

手荒れの進行は、5つの段階にわけて考えることができます。

・初期…指先が軽くカサつく。

・注意期…手全体にカサつきが広がる。指紋が消え、皮がむけたり、軽いひび割れが発生。

・進行期…肌がごわつき、ひび割れる。赤みが目立ったり、ところどころ血がにじむ。

・重症期…赤く腫れてかゆみをともなう。割れると痛みを伴い、出血する。

・最重症期…かゆみも痛みもひどくなる。水膨れが見られ、指が曲げにくくなる。

日常に潜む手荒れの原因

手荒れの原因は、私たちの日常生活の中にたくさん潜んでいます。水仕事やシャンプー、手洗いなどが大きな原因と考えられています。

職業別にみると、水仕事の多い主婦や美容師、飲食業、日々紙幣を扱う銀行員、手洗いや消毒の頻度の高い医療従事者などに多くみられます。食器用洗剤は油汚れと同様に肌の皮脂膜も根こそぎ落としてしまいますし、冷たい水よりは温かいお湯の方が、必要な皮脂膜が失われやすいのです。また、手洗い後のアルコール消毒は、アルコールの揮発と一緒に肌の水分も失われてしまい、乾燥・肌荒れに拍車をかけています。

通常は、皮脂腺から分泌される皮脂と、汗腺から分泌される水分とが混ざり合って乳化した皮脂膜が、お肌を保護しています。しかし、繰り返し水や洗剤、アルコールや紙幣などの刺激にさらされることで皮脂膜のバリアが破られ、角質層にダメージを与えることで手が荒れ、しばしば進行していくのです。

手荒れの原因はこんなところにも!

手荒れの原因としては、上記に挙げたものが大方を占めますが、他にもちょっと意外な原因が知られています。頻繁に水やアルコールに触れることがなくても、他の何かが刺激となっている場合があるのです。

例えば、PCのキーボード操作や書類や本などの紙類に多く触れる、衣類を干したり畳んだりと布類を頻繁に扱う、などによっても肌の皮脂膜が奪われ、手荒れを引き起こす原因となります。

また、手荒れの予防にと、ゴム手袋をつけて作業をすると、水や洗剤などによる手荒れを予防できますが、手袋のゴムにかぶれて手荒れを引き起こす場合もあります。

しかしながら、人はほとんどのことを手や指を使って行うことを考えると、ある程度は仕方のないことかもしれません。日々の生活の中、無理なくできる範囲で気を付けたいものです。

※自宅での手荒れケアについては、「正しいハンドクリームとキューティクルオイルの塗り方」をご参照ください。

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