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肌老化を招く大敵「紫外線」とは

更新日:2016/12/09 公開日:2013/04/30

この記事の監修ドクター

ララクリニック
川端愛子先生

こんがり焼けた小麦色の肌がもてはやされ、流行したのは昔の話。今は、紫外線が人体へ与える様々な影響が実証され、危惧されています。

しかし、紫外線を含む太陽光は、植物の光合成や生育を助けたり、人を含む多くの生物の生体リズムを整えたり、神経・筋肉の緊張をほぐすなど、生命体が生きていくのに必要な存在です。

では、紫外線はどうでしょうか?太陽光は必要でも、そこに含まれる紫外線はマイナスの影響ばかりかといえば、答えはNOです。紫外線はオゾン層を破壊しますが、オゾン層の生成にも不可欠です。また、人の体内でビタミンDを生成するのにも紫外線が必要で、一日15分程度の日光浴は推奨されています。

一方で、紫外線は肌荒れやシミ、肌老化を加速させたり、眼障害の原因、免疫力の低下、遺伝子DNAを傷つけ皮膚がんを誘発するなど、マイナスの影響もたくさんあります。特に、肌の老化を促す原因の約9割が紫外線と言われるほど、紫外線の影響は大きいものです。ぜひ、紫外線のことを正しく知り、紫外線を浴びすぎない工夫をしていきましょう。

紫外線の種類

太陽光には、目に見える可視光線、暖かさを感じる赤外線、そして見ることも感じることもできない紫外線が含まれています。紫外線の占める割合はそのうち6%で、波長の長いUV-A(315~400nm)が5.8%、波長の短いUV-B(280~315nm)が0.2%となっています。この2種類以外に、UV-Cも紫外線の一つとする見方もありますが、UV-Cはオゾン層に吸収されて地上へは届かないため、その影響力を考える必要はないでしょう。

肌への影響力が大きく最も注意が必要となるのがUV-Aで、年間を通じて照射されています。ガラスなどでの遮断は不可能で、肌にあたると真皮まで到達し、肌老化の原因となります。

UV-Bは、夏場に照射量が増え、ガラスなどでの遮断が可能です。肌にあたると日焼けやしみ、ソバカスの原因となりますが、UV-A程の脅威ではありません。

肌老化のメカニズム

紫外線、特にUV-Aによるところの大きい肌老化は、どのようにして引き起こされるのでしょうか。

肌老化とは、真皮に存在するコラーゲンやエラスチン繊維を生成する繊維芽細胞が傷つけられたり失われたりすることによってハリや弾力が低下し、肌にシワやたるみが生じ、肌細胞が老化する現象です。そして、原因の実に9割が紫外線、残り1割が加齢による自然な老化現象と考えられています。

紫外線の肌への影響の怖いところは、すぐに表れる急性傷害(日焼けや皮膚炎など)に加え、長年浴びた紫外線が蓄積されて何十年後に現れる慢性傷害(シミ、シワ、皮膚がんなどの肌老化)の存在でしょう。肌は、紫外線を浴びると遺伝子DNAを守るためメラニン色素を生成しますが、それが日焼けなど目に見える形で現れる以外に、一度浴びた紫外線の量は後から取り消すことができず、着実に蓄積されているということです。

肌のキレイな幼少期からの適切な紫外線対策が、肌老化の鍵となってくるのです。

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