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ニキビの皮膚科治療(3)注射治療

更新日:2016/12/09 公開日:2014/01/29

重症のニキビの治療には、直接ニキビに抗生剤を注入する「注射治療」が行われます。ここでは、ニキビの注射治療や注意点などをご紹介します。

注射治療はどのようなニキビに有効?

ニキビの注射治療は、他のニキビ治療法に比べて即効性が高いのが特徴。そのため、基本的には、以下のような悪化したニキビに対して注射治療が行われます。

  • 激しい炎症が発生しているニキビ
  • しこりや線維化があるようなニキビ
  • クレーター状になってしまったニキビ跡

激しい炎症を放置すると、真皮がダメージを受け、コラーゲン組織が破壊されてしまいます。そうすると、炎症が治まった後に元の状態には戻らず、クレーター状のデコボコしたニキビ跡が残ります。注射治療は、このようなクレーター状のニキビ跡が残る可能性が高い、炎症が強いニキビに対して行われます。

注射治療で使われる薬剤の種類

注射治療には、以下のような薬剤が使われます。

(1)ケナコルト(ステロイド剤)

ステロイド剤の一種で、悪化したニキビやニキビ跡の治療の他、花粉症や腱鞘炎、やけどの跡のケロイドの治療などにも使われます。

激しい炎症が発生しているニキビでも、ケナコルドを注射すると、1日程度で炎症が治まり、腫れが引きます。

また、何度もニキビができていた箇所が固くしこりができてしまった場合にも、ケナコルト(ステロイド剤)を局所に注射することで改善できます。

(2)プラセンタ

繰り返すニキビの治療法として、注目されているのが、皮膚科に直接プラセンタを注入する「プラセンタ注射」です。

プラセンタが持つ抗酸化作用や細胞活性化作用が炎症を早く沈めます。

また、元々は主にアンチエイジング目的の美容法として用いられてきたため、ニキビだけではなく、総合的な美肌効果が期待できます。

(3)ヒアルロン酸

クレーター状のニキビ跡を平らにするために用います。3~4回に分けて少しずつ注入すると陥凹が目立ちにくくなります。

注射治療の注意点

注射治療は患部に薬剤を注入するので、多くの場合、高い改善効果と即効性があります。しかしその反面、逆の効果もダイレクトに出る危険性も含んでいます。

特にケナコルト(ステロイド剤)の注射は、熟練したドクターでなければ適切に治療を行うのが難しく、薬剤の量が多すぎると患部が陥没してしまうことがあります。

また、炎症の度合いなど、「注射を行うべきか」の見極めも難しく、ニキビの注射治療についての経験と知識が豊かなドクターを選んで治療を受ける必要があります。

また、注射治療によって炎症を抑えることは、あくまでも対症療法であって、根本的なニキビの改善策ではありません。ニキビを完治させるためには、スキンケアや生活習慣の見直し、他のニキビ悪化因子を取り除く努力や工夫が必要です。

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