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そのかゆみの原因は腟カンジダ症かも!?

更新日:2016/12/09 公開日:2014/04/30

この記事の監修ドクター

広尾プライム皮膚科 医師
谷口由紀先生

腟カンジダ症

腟カンジダ症とは?

腟カンジダ症はカンジダというカビの一種が増殖することで起こる病気です。カンジダは常在菌であるため、腟や外陰部に常に生息しています。妊娠していない女性の約15%、妊娠している方の約20%で検出されます。

常在菌であるため腟カンジダ症はカンジダが培養検出されたからといって発症しているということではありません(病変部から検体を採取して帯下標本で菌要素を認めると確定です)。

さまざまな要因でカンジダが増殖して炎症を引き起こします。

おもな症状は外陰部や周辺に激しいかゆみが生じ、場合によってはズキズキと痛みを感じ、排尿時痛や性行時痛を感じることもあります。

白く濁った酒かすやカッテージチーズのような濃いクリーム状のようなおりものが増えてきます。男性にも発症することがありますが、そのほとんどがかゆみや発疹、場合によっては無症状です。

原因

腟内は乳酸桿菌の働きにより酸性に保たれています。そのため腟は他の菌が増殖しにくいのですが、さまざまな原因で常在菌のバランスが乱れるとカンジダという真菌が異常に増殖し腟カンジダを発症します。

その原因は妊娠や糖尿病、疲労などの免疫低下が考えられます。また抗生物質の使用によって常在菌のバランスが崩れる場合もあります。このように腟カンジダはほんの少しの身体の変化によって発症します。

そのため初経前の幼少女や閉経後の女性にはあまり繁殖しない特徴があります。体調の変化が大きな原因ですが、カンジダは高温多湿を好むので通気性の良くない下着などを常に着用していると蒸れてカンジダを増殖させる原因となります。

対処法

腟カンジダと疑われる症状が出た場合は、まず婦人科や産婦人科のクリニックで検査を行いましょう。おりものの培養や顕微鏡で検査をします。極めて類似している他の病気もあるので自己判断は禁物です。

類似している病気にはトリコモナス腟炎、委縮性腟炎、細菌性腟症などがあり、かゆみが強い場合には接触皮膚炎や外陰癌なども疑われます。腟カンジダには市販の治療薬も販売されていますが、他の病気と見誤って使用するとかえって重症化させる恐れがあります。クリニックではオキシコナゾール硝酸塩などの抗真菌薬が多く使用されます。

治療には少なくとも10日間程度を要します。数日で症状が軽減する場合がありますが、再発の危険性があるので自己判断で中止することは避けましょう。根気よく治療を続けることが大切です。

妊娠時は特に注意が必要で、きちんと治しておかないと、出産時にカンジダが新生児の口に感染し、大変な症状をもたらすことがあります。

日常の注意点

腟カンジダは性交による感染経路があります。発症している時に性交をしてパートナーに移した場合、自分が完治したとしても再度性交を行う事で再発します。もし発症したらパートナーも検査を受け同時に治療することが大切です。治療中は性交を避け再感染しないように注意しましょう。

また入浴でも感染することがあるので、治療中は浴槽のお湯は入れ替えるなどして感染しないように注意を払いましょう。

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