5224名の医師が参画するスキンケア情報サイト

 | スキンケア大学をフォロー

  • Twitter
  • Facebook

髪染めによる頭皮トラブルと注意点

更新日:2017/04/25

この記事の監修ドクター

医師
岡田昌子先生

髪染めによる頭皮トラブルと注意点

お洒落や白髪対策に欠かせない髪染め。しかしこの髪染めを使う際には注意が必要です。中には、頭皮への負担が大きいものもあるからです。そこで、今回は髪染めを使う際に気をつけたい点や、製品の選び方をご紹介します。

髪染めの頭皮への影響

髪染めは、頭皮へ大きな影響を及ぼしていることを知っていますか?髪染めを使う時、どうしても髪の毛への発色はどうか、全体的にまんべんなく染まるかどうかというようなことばかりが気になってしまいますが、実は頭皮は多大なダメージを受けてしまっていることもあるのです。

例えば、髪染めによる、頭皮のかぶれはよく起きることです。髪染めによるかぶれとは、頭皮や髪の生え際、額など髪染めの薬液が、皮膚に直接接したところに、かゆみや赤み、腫れ、ブツブツなどの皮膚の炎症が起きるものです。このかぶれを軽んじたり、気付かないで悪影響のある髪染めを使い続けたりすると、さらに症状がひどくなってしまいます。

また、進行すると、突然重いアレルギー症状が起きてしまうこともあります。このアレルギー症状は、頭皮だけでなく、全身の蕁麻疹や呼吸困難などを伴う危険もあります。

髪染めを使う際の注意点

髪染めを使う前は、必ずパッチテストを行いましょう。自分はアレルギーがないから、と軽く見ていると、突然かぶれの症状が現れることがあります。

10年以上同じ髪染めで染め続けている人が、突然症状が現れるというケースも珍しくないのです。また体調がすぐれない時や、生理前後の染髪は抵抗力が落ちているため、アレルギー反応がでやすいので気をつけましょう。

髪染めを使った後は、くれぐれも髪に液を残さないよう、完全に洗い流すことが大事です。髪に残った髪染めの有害成分は、頭皮・毛穴のトラブルを引き起こします。頭皮のかぶれだけでなく、髪が細くなって抜け毛の原因になることもあるのです。

そして、髪染めを使った後は、頭皮の保護機能に影響が出るといわれているため、頭皮を必要以上にゴシゴシこする洗髪などは控えましょう。頭皮がますます傷んでしまいます。

頭皮への刺激、毒性が強い染毛剤とは

髪染めは、できるだけ頭皮への刺激の少ないものを選びたいものです。では、どのような髪染めが、頭皮へ刺激を与えてしまうのでしょうか。

髪染めの中に含まれる化学薬品の中でも、毒性が強いといわれているのが、通称「ジアミン」と呼ばれる化学染料です。いわゆる発色剤の役割を果たしている成分です。このジアミン系の薬剤には、パラフェニレンジアミン、パラトルエンジアミンなどがあります。これらは、発がん性や、アレルギー性皮膚炎をもたらす可能性があると報告されているものです。

その他、ラウリル硫酸塩などの合成界面活性剤は、体内のたんぱく質を壊してしまう作用があるため、頭皮に多大な悪影響を及ぼします。この合成界面活性剤が入った髪染めもオススメできません。

また、ジアミンなどの染料を酸化させるのを促す、過酸化水素(オキシドール)も危険性が高いといわれています。皮膚に付着すると、強い刺激があり、皮膚や粘膜に触れると炎症を起こしてしまうからです。よく成分をチェックしてから製品を購入するなど、髪染め選びは慎重に行う必要があります。

頭皮や人体への影響が少ない染毛剤を選びましょう

頭皮への刺激が少ない髪染めを選ぶ第一の基準として、ジアミン系の化学染料が入っていない非ジアミン系(非酸化染毛剤)のものを選ぶのが良いでしょう。

非ジアミン系の髪染め(非酸化染毛剤)には、ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントなどの染毛料という化粧品があります。また、ヘナなど植物染料を使った非酸化染毛剤もありますが、酸化染料を含んだ製品もあるという報告もあり、ヘナを使用しているからといって安心はできません。酸化染料を含んでいないかを、しっかりと確認しましょう。また、非ジアミン系の非酸化染毛剤であっても、使用前のパッチテストが必要です。

今すぐ読みたい

関連Q&A

Q&Aをもっと見る

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

スキンケア大学へのご意見・ご感想

このページはお役に立ちましたか?
皆様のご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

※いただいたご意見・ご感想に対してのお返事は差し上げておりません。

公式アプリ

  • fem. fem.
    毎日1つ。ドクター監修の簡単
    ヘルスケア・ビューティー習慣!
    App Store Google Play

Facebook

いいね!して気になる情報をチェック!

公式ツイート