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何が違う?透明感のある肌になるスキンケア法

更新日:2017/02/28 公開日:2014/05/01

透明感のある肌と血液の関係

かつて肌の透明感は、主に表皮の最外層を覆う角層のキメなどが問題だと考えられていましたが、最近では真皮の状態や血行も影響するということがわかってきました。透明感は、角層の水分量が十分で角層が光をふんわりと反射することによって作られます。そこにキメが乱れていたり角質層が厚くなるなど、なんらかの障害があると光の反射が乱れて影になり、くすんだ印象になるのです。また、表皮のメラニン量や真皮のコラーゲンの状態などの色調も透明感に影響します。

血行のよさが大切なのはなぜ?

肌にとって血行がよい状態が大切な理由は、肌を育む栄養や酸素を血液が運ぶためです。また、血行のよい肌は赤みがあってほのかなバラ色に見えるのに対し、血行の悪い肌はくすんで見えます。

身体が冷えたり、寝不足が続いたりすると、血液の流れが滞り、肌はくすんだ印象になります。入浴時やお風呂あがりのマッサージ、マッサージクリームや美顔器を使ったマッサージなどを取り入れて、血液の流れをスムーズにしてあげましょう。

角層をすこやかに整える

角層の状態

角質層は厚すぎても、薄すぎても肌にとってよくありません。薄すぎる角質層は、外部からの刺激に弱く、炎症などの肌トラブルが起こりやすくなり、結果としてくすみを引き起こします。

逆に厚すぎる角層も、光を通さず、真皮を流れる血液の赤みも見えにくくなって、これもくすんだ印象に。ターンオーバーを整え、角層のキメを整えるようにしましょう。

健康な状態の角層は、角質細胞と、細胞の間に存在する細胞間脂質が十分にあり、水分を挟みながら細胞同士を接着し、ミルフィーユ状にしっかりと重なり、適度な水分量があり、バリア機能が十分働いています。この状態を維持するためには、古い角質を適度に洗い落とし、水分・油分をバランスよく補うという基本を守るようにしましょう。

糖化

最近、話題になっているのが、肌の糖化による黄ぐすみ。糖化とは、過剰な糖とタンパク質の結合による現象で、これによって「AGEs(advanced glycation end products:終末糖化合物)」が作られます。

真皮で糖化が起こるとコラーゲンなどの線維が硬くなり、薄茶色から黄色に変色するといった変化が起こります。

また、糖化は肌だけの問題でなく、身体全体で起こる老化や病気の原因となります。糖化は急激な血糖上昇により促進されるため、食事の内容と食べる順番に注意が必要です。炭水化物のほか清涼飲料水やお菓子などのとりすぎを避ける、食事の際は野菜や海藻を先に食べるといった食生活にも気をつけましょう。

透明感のある肌を育てる食生活・生活習慣

透明感のある肌を育てるうえで、食生活や生活習慣を整えて体を内側からきれいにすることも大切です。

食生活でとり入れたい食べ物

人間の体は食べたもので作られています。体内環境をきれいに整えてしっかり栄養を吸収できる環境にし、栄養を積極的にとっていくことで、美しい肌が作られるのです。特に意識してとりたいのが、肌をつくるうえで欠かせない「良質なタンパク質」、細胞を傷つける活性酸素の除去効果で若返りのビタミンともいわれる「ビタミンA・C・E」、肌の再生を促す効果が期待できる「ビタミンB6」です。

文部科学省の発表によると、ビタミンAはうなぎや鶏レバー、緑黄色野菜に、ビタミンCは果物や野菜に、ビタミンEはアーモンドやイクラ、かぼちゃ、アボカドなどに多く含まれています。また、ビタミンB6はまぐろやビーフジャーキー、鶏のむね肉などに多く含まれています。また、納豆はビタミンB6、ビタミンEが含まれており、良質なタンパク質と言えます。加えて、納豆のネバネバ成分であるポリグルタミン酸は、すぐれた保水力で肌の保湿機能を高めてくれるといわれています。

そのほか、トマトに多く含まれるリコピンには、ビタミンEの100倍以上ともいわれるすぐれた抗酸化力があるといわれています。肌を支えるコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCも多く含まれているので、積極的にとり入れるとよいでしょう。

食べ方のポイント

ダイエットなどでもよくいわれることですが、食事はよく噛んで食べることが大切です。これは、噛むことで食べ物が小さく砕かれ、腸で吸収されるときの負担が軽減されるためです。腸の疲れは肌にも直結するので、しっかり噛んでから飲み込むことを心がけましょう。

また、食事のはじめに生野菜や海藻類を食べることで、肌の糖化を防ぐ作用が期待できるといわれています。

適度な運動をとり入れる

ストレッチには血行をよくする効果が見込まれます。また、ウォーキングや自転車などの有酸素運動をとり入れることで、心肺機能が高まって栄養が吸収されやすくなるとともに、老廃物もスムーズに排出されやすくなるでしょう。また、ダンベル運動などの筋トレも、成長ホルモンの分泌によってコラーゲンの生成を活発にしてくれるなどの効果が期待できます。

そのほか透明感のある肌のためによい生活習慣

透明感のある美肌のためには、シャワーを浴びるだけよりしっかり湯船につかることがおすすめです。38℃から40℃程度のお湯にしっかりつかることを心がけましょう。また、質のよい睡眠も透明感のある美肌には大切です。パソコンやスマホ、テレビなどは光の刺激によって脳が興奮状態になり、質のよい睡眠の妨げになるといわれています。睡眠の1時間前からはこれらを控え、ゆったりと過ごしましょう。

透明感のある美肌は、毎日の積み重ねで育まれていくものです。肌によい習慣を日ごろからとり入れ、透明感のある素肌を手に入れましょう。

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