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あごのたるみの原因と顔エクササイズでの解消法
ダイエットしても二重あごが改善しない、太っていないはずなのに顔のたるみが気になるといった悩みを持つ女性は多いもの。ですが、正しい習慣と毎日のトレーニングでフェイスラインをすっきり改善することができます。ドクター監修のもと、顔のたるみの原因や改善法を解説します。
顔のたるみや二重あごに悩む女性はとても多いのですが、なぜたるんでしまうのでしょう。実は原因としてあるのが脂肪、そして「姿勢」と「表情」です。立っているとき、座っているときの姿勢や表情が、顔のたるみに影響を与えているなんて驚きですよね。しかし、背筋を伸ばしていい表情をキープするだけで、シェイプアップ効果があるのです。
あごがたるむ原因とは
あごがたるむ原因は、大きく分けて以下の3つです。
- あご周辺の筋力の低下
- 体重の増加
- 姿勢や噛み合わせ、噛みぐせの悪さ
それぞれについて詳しく解説します。
あご周辺の筋力の低下
あごの周辺には、あごを持ち上げようとするときに使われる「おとがい筋」などの筋肉があります。「おとがい」とは下あごのことで、その下あごの先端にあるのがおとがい筋です。このおとがい筋の筋力の低下は、あごのまわりのたるみに影響しています。また、あご周辺にあるリンパの流れが滞りやすくなって、むくみやすくなることも影響します。
体重の増加
痩せている人にも二重あごや顔のたるみは見られますが、割合としては太っている人の方が多く見られます。これは、皮下脂肪の増加によってリンパの流れが滞り、むくみやセルライトが溜まりやすくなるためです。
姿勢や噛み合わせ、噛みぐせの影響
猫背で首が前に傾く姿勢は、前述したおとがい筋などのあご周辺にある筋肉の動きを妨げ、あごのたるみを招きやすい姿勢です。また、顎関節のゆがみや、食事を片側の奥歯で噛むくせによる噛み合わせの悪さも二重あごやあごのたるみにつながります。なお、噛み合わせの悪さは首の後ろや頭の筋肉のこりにつながり、頭痛の原因となる場合もあります。
やってみよう、顔エクササイズ
まず背筋をピンと伸ばして、あごを引いた美しい姿勢をつくります。そして口角をあげて、気持ちほほえむような、自然な笑顔をキープするだけでシェイプアップになります。鏡の前でトライしてみましょう。
ハタから見て自然というのが大事です。家族や友人、恋人に見てもらうのもいいでしょう。それでは、あごと首回りのためのスペシャルケアをいくつかご紹介しましょう。
以上の3つを試してみてください。こうしてあご回りをこまめに動かすことで、筋肉を強化し小顔効果が期待できるほか、周辺にたまった老廃物を除去することにもなります。
歳を重ねるごとに生まれつきの美しさよりも、日々の小さな努力がモノを言います。顔やあご回りは目立つもの。おなかや脚などと違って隠すことはできません。ですから細心の注意を払って、いつもきれいでいられるようにしましょう。
シェイプアップ効果の現れやすい部分でもあるので、顔のたるみと二重あごを解消すれば、5歳は若返りが期待できます。積極的に取り組んできれいな首まわりをゲットすれば、おしゃれも楽しくなりますね。
あごのたるみに効果的な顔筋肉トレーニング
あごのたるみの原因のひとつとして筋力の低下をあげましたが、この筋力はほかの身体の部位と同じようにトレーニングで鍛えることができます。前述した顔エクササイズとあわせ、以下の手順で行ってみましょう。
ウォーミングアップ
- 足を肩幅に開き、背筋をピンと伸ばします。
- 鼻のあたりから引っ張られるように、顔全体をクシャッと顔の中心に集めて5秒キープします。
- 次に、口を大きく開け、顔全体を外側に引っ張られたように広げて5秒キープします。
- ゆっくりと力を抜いて終わりです。
トレーニング
- あごを突き上げるように上を向きます。
- 舌を突き出し、5秒間キープします。
- 正面に顔を戻し、口をゆっくり、大きく動かしながら「あ」「い」「う」「え」「お」の形を順に作ります。
- 口角と頬を引き上げ、口を大きく横に広げて5秒キープします。
- 口を縦に伸ばし、「お」の口にして5秒キープします。
- 頬をふくらませ、5秒キープします。
- 口をすぼめて頬をへこませます。
- にっこりと口角を上げて5秒キープします。
以上を朝と夜の1日2回行うと、あごの周囲をはじめとした顔の筋肉が鍛えられ、あごのたるみ解消に役立つでしょう。
まとめ
あごのたるみや二重あごには、あごの筋力低下やむくみといった要素が影響しています。今回紹介した顔の筋肉トレーニングを習慣としてとり入れ、日ごろから行うようにしましょう。
また、生活習慣の中では以下のことを意識してみましょう。
- 正しい姿勢を心がける
- よく噛んで食べる
- 片側で噛むくせのある場合は、反対側の奥歯や前歯でも噛むよう意識する
すっきりとしたフェイスラインは、1日では手に入らないものです。しかし、よい習慣を継続すれば、いつのまにか二重あごやあごのたるみが解消に向かうでしょう。
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