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脂肪吸引後の内出血はどのくらいで消える?
脂肪吸引の後遺症のひとつに内出血があります。脂肪吸引後の後遺症としては比較的ポピュラーなもので、多くの人に起こります。施術後に内出血する期間となりやすい人、対処法などをドクター監修の記事で説明します。
脂肪吸引後に起こり得る内出血について解説します。起こりやすいタイプや治りにくい人についても触れているので、ぜひ参考にしてください。
脂肪吸引後の内出血とは?
脂肪吸引後には、内出血によるアザが出ることがよくあります。色は、転んだり、ぶつかったりしたときにできる内出血と似たような赤紫色です。吸引のときに皮下脂肪組織から出た血液が皮膚の表面に移動したもので、これが透けて見えている状態です。血液は徐々に皮膚に吸収され、それにともないアザも消えていくため、心配はありません。アザの色は赤紫が徐々に薄くなり、黄色っぽくなって消えていきます。
重力により脂肪吸引をしたところよりも下の方にアザができるため、お腹の脂肪を吸引したときには脚の付け根や太ももに内出血する場合もあります。驚く人もいますが、特別なことではありません。
内出血が起こる理由について
内出血が起こる理由は脂肪吸引によって細胞にある血管にダメージを与えてしまうからです。吸引する脂肪の量が多くなるほど、それに比例する形で出血量は多くなります。また、手術方法によっても内出血の量が変わってきます。いずれにしても、脂肪吸引を行うからには内出血は避けられません。
内出血が消えるまでの期間について
だいたい2~3週間で消えますが、長い人では1か月ぐらいかかる場合もあります。お腹、ウエスト、太ももなど、広い範囲で吸引した人は、1か月経過したあたりでようやく黄色く変色していきます。顔や二の腕など比較的小さな部位にできた内出血は、2週間ほどで黄色く変化します。
内出血が起こりやすい人・治りにくい人
患者個人の要因
施術時の出血が多かった人、広い部位で吸引を行った人、色白の人、皮膚が薄い人には内出血が比較的多く見られます。また、日頃から血液の循環が悪く、冷え性やむくみがある人は、消えるのに時間がかかるとされています。
医師・治療方法の要因
内出血の程度は患者自身の要因もありますが、医師の手腕によるところも多いです。脂肪吸引の施術経験が多いベテラン医師ほど、内出血の量は少ないことが多いです。また、治療器具によっても内出血の程度が変わってくるので、あらかじめ担当医師に相談しておくことが大事になっています。
内出血のセルフケア
術後約1週間は、皮膚内部の傷が回復するのに必要な期間です。クリニックでテーピングが施されたり、ガードルやストッキング、サポーターなどの圧迫装具を着用したりといった指示を受けることが多いでしょう。これにはむくみや内出血を抑える目的もあるので、指示通りに正しく使用してください。セルフケアは、傷がよくなってくる術後1週間目くらいから始めましょう。以下が、主なケア方法です。
患部を温めるようにする
脂肪吸引後の内出血を和らげるためには、内出血の出ているところは冷やさないことが大事になっています。また、冷たい飲み物・食べ物を避けることが大事になっています。身体を温めるものを食べることで血の巡りがよくなるので、食事にも注意が必要です。
痛みがある場合は痛み止めを服用する
脂肪吸引後に痛みが続いているようであれば、痛み止めを服用する必要があるかもしれません。痛み止めとしては鎮痛作用がある内服薬や座薬などが処方されます。医師の指示に従って、痛みが見られる場合にのみ服用するようにしてください。
大きな効果は期待できませんが、やっておいて損することはありません。少しでも早い回復のためにも、セルフケアを行うことをおすすめします。
脂肪吸引後の過ごし方の注意点
脂肪吸引後の食生活の注意点
脂肪吸引後は食生活にも注意が必要です。身体を温める食べ物を取ることはもちろん、バランスのいい食事をすることも大事です。脂肪吸引後は決して太らなくなったわけではないので、食生活にも注意を払っておきましょう。
1か月以降であればマッサージも有効
脂肪吸引後の痛みが引いた後は、患部を1か月程度は様子を見ておく必要があります。その後、内出血が消え始めたらマッサージを行うことも有効です。これにより患部が凸凹になるリスクを遠ざけることができます。直接、内出血のケアになるわけではありませんが、脂肪吸引の効果を高めるためにも覚えておきましょう。
内出血は2~3週間で消えます
脂肪吸引による内出血はだいたいの場合、1~2週間ほどで消えていきます。脂肪吸引による内出血は避けられないものですが、手術内容やセルフケアなどによって早く引かせることもできるようです。施術前のカウンセリングの時点で、こうした施術後のデメリットについても詳しく相談しておくといいでしょう。
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