内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
ニキビ跡を治すためにサプリメントは効果的?

ニキビ跡を改善するために、必要な栄養素を偏りなく摂取するためのドクター監修記事。食事で不足した栄養素を補うために有効なサプリメントについて、ニキビ跡改善の視点から解説します。
ニキビ跡に悩む人のサプリメント栄養素
身体の内側からニキビ跡に働きかけながら、さらにニキビができにくい肌を作るために毎日の食事はとても大切です。しかし、厚生労働省が提唱する「1日30品目の食品を含んだ食事」でバランスよく栄養を摂取したくても、忙しい毎日の中ではなかなか難しいものです。
そこで、食事で摂取しきれなかった栄養を補う意味で注目したいのが、サプリメントです。サプリメントは不足している栄養素を補って栄養バランスを整えてくれる現代人の頼もしい味方です。
たとえば、加熱に弱い成分や単一では吸収しにくい成分の場合には、複数の成分をバランスよく配合するなど効率良く栄養分を吸収できることが大きな利点でしょう。また、形状も錠剤やカプセルに入っていて手軽に摂取できるのも特徴です。
ニキビ跡の人に向いたサプリメント成分
たくさんの種類があるサプリメントの中で、ニキビ跡の改善のために注目すべき成分について見てみましょう。成分を効率よく吸収するためのポイントや、過剰摂取による副作用がある成分などについても知っておきましょう。
肌のターンオーバーを助ける
- (1)アミノ酸(タンパク質)
- コラーゲンを生成するために不可欠の栄養素です。また、アミノ酸は、皮膚はもちろん、人体の重要な組織を形成しているタンパク質のもとになっているので欠かすことができません。ビタミン類と一緒に、空腹時の摂取で吸収率が高まります。
- (2)オメガ3系脂肪酸
- 細胞膜を構成する主成分で、水分保持力を担う大切な栄養素です。血流を促進するので、栄養素を細胞の隅々まで届けてお肌の生まれ変わりを促します。食後すぐに摂取すると効率良く吸収できます。
- (3)亜鉛や鉄分などのミネラル
- 新陳代謝を高める働きがあり、亜鉛にはデトックス効果もあります。亜鉛や鉄はビタミンCと一緒に、食後すぐに摂取すると吸収率が高まります。
- (4)ビタミンA
- 古くなった角質が剥がれ落ちるのを促す働きがあり、潤いもアップさせます。食事中や食後すぐに摂取することで吸収率が高まります。過剰摂取すると胎児に影響を与える場合があるので、妊娠中は要注意です。
- (5)ビタミンB6・B2
- お肌の細胞を活性化し、皮膚粘膜を修復して保護する働きがあります。また、皮脂の分泌をコントロールするために欠かせない栄養素です。水溶性で身体に蓄積される量は少ないので、1日に2~3回に分けて摂取すると吸収率が高まります。
- (6)ビタミンE
- 血流を促進して栄養素を隅々まで行き渡らせ、ターンオーバーを促進します。他のビタミンの効果をサポートする働きがあるため、ビタミンCなどと併せて利用するのがオススメですが、下痢などの副作用がでることもあるため過剰摂取には要注意です。
- (7)ビタミンC
- コラーゲンの生成を助け、過剰な皮脂の分泌を抑制します。水溶性なので、余分な成分は体外に排出されます。1回でまとめて摂取するよりも、何回かに分けると吸収率が高まります。
サプリメントの飲み方
それぞれのサプリメントの用法を守って摂取することが大切なので、使い始めには使用説明書をしっかりチェックしましょう。一般的なサプリメントを飲むタイミングは、食後30分以内に摂取するとよいといわれています。
これは、普段の食事を活発に消化しているタイミングに合わせることで、サプリメントの吸収率を高めることができるためです。成分によっては過剰摂取で身体に害を及ぼすこともありますから、サプリメントはあくまでも「補助」食品であることを忘れず、身体に必要な成分を必要な分だけ補うようにしましょう。また、病院などから処方された薬を服用している場合には飲み合わせに注意が必要となりますので、担当の医師に確認してください。
オススメ記事
-
クレーター状になった凸凹のニキビ跡を治療する方法
デコボコ、月のクレーターのように陥没したニキビ跡(アクネスカー)はできてしまったらとてもやっかいです。ツルツル肌を目指すために知っておきたい原因・予防・治療法についてドクター監修の記事でお伝えします。
-
質の高い睡眠でニキビ跡を治すことはできる?
ニキビ跡の改善に繋がる睡眠について、ドクター監修記事で解説します。常識を覆す、お肌のゴールデンタイムに関する情報や深い眠りを得るための方法などをご紹介。
-
色素沈着によるシミになったニキビ跡のスキンケア方法
ニキビ跡にできてしまった色素沈着は、ニキビが治っても気になるものです。ニキビ跡の色素沈着はなぜ作られるのでしょうか。ここでは、色素沈着ができる原因、色素沈着を改善するセルフケアについて、ドクター監修の記事で解説します。
-
ニキビ跡の改善をめざす!食べ物と栄養素
ニキビ跡改善に効果的な食べ物を、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。お肌の新陳代謝を促すために必要な栄養素と、それを多く含む食べ物や効果的な摂取方法までをご紹介。
-
赤みのあるニキビ跡を治すスキンケアのコツ
ニキビの赤みが取れなくて困っている方。ニキビ跡によっては半年、1年以上過ぎても治らないことがあるといわれています。治りにくい赤みのニキビ跡のスキンケアをドクター監修の記事でまとめてみました。
-
ニキビ跡を治すケアのポイント(2)保湿
乾燥とニキビの関係をはじめ、お肌が本来保有する天然保湿成分の保全方法まで、ドクター監修による記事で詳しくお伝えします。ニキビ跡を改善するケアのなかでも、重要なのが保湿なのです。
-
ニキビ跡を治すスキンケア方法のポイント
ニキビ跡を治すために重要な「洗顔」、「保湿」、「栄養」、「睡眠」を中心に、生活習慣の注意点から治療方法までドクター監修により改善ポイントを解説。ニキビ跡の改善やニキビができない肌にするために、正しい情報をお伝えします。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座