内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
肌がかぶれる原因とは?対処方法を知って美肌になりましょう
肌の赤みやブツブツと言った、皮膚のトラブルを招いてしまうこともあるはず。できるだけこのような肌のかぶれは、対策方法を知っておきたいところ。そこで今回は、肌がかぶれる原因と対策法をご紹介します。
肌は常に何かしらのリスクに囲まれているといえます。そのため、ふとしたことで肌は簡単にかぶれてしまいます。化粧品、洗剤、紫外線、アレルギーなど、肌がかぶれる原因について見ていきましょう。
肌のかぶれや湿疹、その原因とは?
さまざまな刺激、アレルギーが皮膚に接触することで、かぶれてしまった状態を、接触性皮膚炎(かぶれ)と言います。特徴としては赤い湿疹が出始め、強いかゆみが出てきます。
肌のかぶれや湿疹を引き起こしてしまうのには、いくつか原因がありますのでご紹介します。
【原因1】化粧品、洗剤
肌を整えてすこやかに保つための化粧品、そして衣類や食器、屋内の汚れを除去するために使う洗剤に含まれる成分が、肌に刺激を与えてかぶれを引き起こすことがあります。
特に化粧品は毎日肌に使うことがあるため、かぶれたことがある人は多いのではないでしょうか。化粧品に使われているさまざまな成分は、時に使う人の肌に刺激となることがあります。これには個人差があるので、使用する前にパッチテストを行ったり、自分にとって刺激となる成分を押さえたうえで化粧品を選ぶなどの工夫が必要です。
- 天然由来成分は安全?
- 化粧品の成分で「天然由来」「自然派」といった、ナチュラルなものが安全であるというイメージが一般に広まっています。しかし、これは間違った認識で、天然成分であっても安全性の高いものがあれば、かぶれを引き起こす成分もたくさんあります。これは化学成分にも言えることです。そのため、化学成分と天然成分、どちらが安全か?という話は、決められるものではありません。化粧品というものはすべて、肌への刺激になるかもしれないという可能性は持っておきましょう。
【原因2】紫外線、乾燥(物理的刺激)
紫外線には、A波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)に分けられ、実際に紫外線が地上に届くのは、A波(UVA)、B波(UVB)なのです。特に紫外線B波(UVB)はエネルギーが強いので、肌に炎症を起こしたり、細胞を傷つけたりすることがあり、かぶれや湿疹、シミの原因にもなります。
そして肌が乾燥していると、バリア機能の低下につながり外的刺激を受けやすい状態になります。日頃から私たちは、物に触れることは当たり前ですがこれが肌にとっては刺激となり、かぶれや湿疹の原因になるのです。
【原因3】花粉、ハウスダスト(アレルゲン)
この場合「アトピー性皮膚炎」という、皮膚の炎症が起きる病気だとされています。湿疹、かぶれの症状が繰り返され、慢性的なのが特徴です。もともとアレルギーを起こしやすい体質であったり、皮膚のバリア機能が弱い方は、花粉やハウスダストによって、かぶれや湿疹を起こしやすいとされています。
- その他にも金属やゴムによってかぶれることも
- アレルギー反応を起すものは、まだまだたくさんあります。日常生活で多いのは、アクセサリーなどに使われる各種金属類、ゴム手袋などのラテックスによってアレルギー反応を起こすことがあります。
【原因4】乾燥肌(体質的要因)
皮膚は十分な水分を維持することで、外部からの刺激から守る機能を働かせています。そのため肌が乾燥をすると、バリヤ機能も低下してしまい、いつも反応しなかったものに反応を起こすことがあります。たとえば、普段使っている化粧水がしみるなども、肌のバリヤ機能が低下していることが考えられます。もともと体質的に肌が乾燥しやすい方は、さまざまな刺激にとても弱く、かぶれや湿疹と言った肌トラブルを起こしやすいのです。
かゆみも気になるかぶれの治療・対処方法は?
かぶれや湿疹によって、肌のかゆみが止まらないという方もいることでしょう。そこで今回は、オススメの治療・対処方法もご紹介します。
【方法1】刺激物から避ける
肌に刺激となったものからできるだけ避けるように心がけましょう。とは言っても、完全に原因物質から避けられるとは限りません。洗剤も日頃の生活では絶対に欠かせないアイテムなので、使用する際はゴム手袋を使用したり、洗剤を少し薄めるなど、工夫するといいでしょう。
【方法2】皮膚のバリア機能を高める
バリア機能は角質層の潤いを蓄える役割や、乾燥などの外的刺激から肌を守る役割があります。バリア機能が低下していると、肌は乾燥しやすく外的刺激を受けやすくなるのです。よって、かぶれや湿疹と言った肌トラブルを招きやすくなります。
バリア機能が低下している時は、肌にもともと備わっている「天然保湿因子(NMF)」、「セラミド」、「皮脂膜」と言った保湿成分がありますが、これらが不足している状態です。
スキンケアで使用する化粧品には、「セラミド」「ヒアルロン酸」と言った成分を含むものを選びましょう。
また、化粧品に「アルコール」を含むものは、肌にある水分を蒸発させやすくし、乾燥を招いてしまいますので、避けましょう。
【方法3】肌はいつも清潔にする
皮脂が過剰に分泌したり、汗などによって、かぶれや湿疹を招いてしまいます。保湿ケアをして過剰に皮脂が分泌しないように心がけたり、汗をこまめに拭いておくなど、肌はいつも清潔にしておくことが大事です。
【方法4】ストレスの発散をする
過度なストレスを受けることで、免疫機能の低下や、女性の場合は男性ホルモンが増加します。
これによって、肌表面にあるバリア機能が低下しさまざまな肌荒れを引き起こすのです。
自分にとってストレス発散できることを行ったりと、できるだけストレスを溜めないように心がけることが必要です。
肌のかぶれや湿疹を治す効果のある市販薬の選び方
そこで肌のかぶれ、湿疹を治すために効果的な市販薬を使用しましょう。今回は、効果のある市販薬の選び方をご紹介します。
【選び方1】かゆみを抑える・やわらげるとき
かゆみを抑えたり、やわらげたいときには、「ステロイド薬」があります。毛細血管を引き締める効果が期待でき、皮膚のかゆみ、赤みを取り除いてくれます。
【選び方2】炎症を抑えるとき
比較的軽い湿疹を抑えるときは、鎮痛作用や抗炎症作用がある「非ステロイド性抗炎症薬」がオススメです。
【選び3】細菌を殺菌させるとき
細菌を殺菌する効果が期待できる「抗生物質」があります。市販でも薬局で販売されていますが、抗菌力や成分によって肌に合わないものもあるので、薬局にいる薬剤師と相談するのがオススメです。
【選び方4】傷の治癒を助けるとき
傷の治療を助けてくれる「アラントイン」という成分が入っている組織修復成分や、血流を促し、症状の回復を助けてくれる「ビタミンE酢酸エステル」と言ったビタミン類がオススメです。
まとめ
肌がかぶれることによって、さまざまな悪影響を及ぼします。だからこそかぶれないような対策方法を知っておく必要がありますね。かぶれを防いでくれる対策方法や、実際にかぶれてしまった時に実践すべき対処法をぜひ参考にしてくださいね。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座