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ニキビによる「色素沈着」ニキビ跡の原因と改善方法

更新日:2016/12/15

スキンケアに気をつけていても出来てしまうことがあるニキビ。放置してしまったりケア方法を誤ると、シミのように赤黒くなったり茶色く残ってしまいます。これをニキビ痕や色素沈着と呼ぶのですが、その仕組みと原因を詳しく解説していきます。

ニキビは誰もが一度は経験したことのある肌トラブルの1つだと思いますが、そもそもなぜニキビはできてしまうのでしょうか?そのプロセスを知ることが、ニキビ痕の予防のためにも非常に重要です。

ニキビができるきっかけは?

ニキビができるきっかけは、毛穴の出口の角質が厚くなって毛穴が塞がってしまうことです。すると、皮脂がうまく排出できずに面皰(コメド)を形成し、その後毛穴の中に溜まった皮脂によってアクネ菌が増殖しはじめます(赤ニキビ)。

初期にはお肌のごく表面に近い毛穴の出口付近に炎症を起こす程度ですが、適切な治療を行わないと、炎症は毛穴周辺だけでなく、お肌の奥深く真皮や皮下組織にまでダメージを与え、その結果、色素沈着や瘢痕といったニキビ痕が残ってしまうのです。色素沈着であれば比較的消しやすいのですが、クレーター状、アイスピック状の深いニキビ痕として残ってしまうと、セルフケアできれいにするのはほとんど無理ですし、ダメージの強さによっては一生残ってしまう可能性もあるので要注意です。

ニキビ痕・色素沈着の種類は?

出血による赤黒い色素沈着

これは、血液中の赤血球に含まれているヘモグロビンの影響による色素沈着です。ニキビに伴う炎症や化膿により、真皮の毛細血管が破壊されて出血が起こります。これにより、真皮に血液中のヘモグロビンという色素タンパク質が沈着してシミになります。

ヘモグロビンを構成している、ヘムに存在する鉄は酸素と結合すると赤、酸素を離すと紫色となります。したがって、色素沈着は初めのころ紫色で、時間が経つにつれ赤黒い色となってお肌に残ってしまいます。時間と共に、マクロファージというお掃除細胞の働きで、徐々に目立たなくなってきます。

メラニンによる茶色い色素沈着

これは、黒い色素メラニンの影響による色素沈着です。メラニンは、日焼けやシミの原因としてよく知られていますが、本来は紫外線をはじめとする外部の刺激からお肌を守る役割があります。ニキビに伴う炎症や化膿により、お肌に有害な活性酸素が発生し、この活性酸素からお肌を守るためにメラニンが過剰に生成されます。

ニキビによって細胞が壊れている状態では、お肌のターンオーバーが正常に行われず、メラニンが過剰に残った結果、茶色い色素沈着となってしまいます。メラニンは本来黒色ですが、浅い部分にあると黒く、表皮から真皮浅層にあると茶色く、真皮中層より深い部分にあると青く見えるという特徴があります。

ニキビによる色素沈着の改善方法は?

ニキビ痕のタイプによって治療方法も異なります。ですから、まずは自分のお肌がどんな状態であるかを知ることが治療の第一ステップです。

お肌が陥没している、いわゆるクレーターと呼ばれる凸凹の状態ではなく、純粋に色素沈着のみの場合なら、長い時間をかけてケアをすれば少しずつ薄くはなるでしょう。ただし、色素沈着がお肌の奥の真皮にまで達してしまうと、セルフケアでは太刀打ちできませんので、皮膚科専門医のいるクリニックでケアしてもらうことをオススメします。

ニキビ痕の治療は、新たな外用剤や美容医療の発達によって、日々進歩しています。早期に専門の医療機関を受診すれば、早くきれいに治ることがほとんどですので、ぜひご相談ください。

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