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ニキビ跡の薬 (1)ハイドロキノン

更新日:2017/03/10

ハイドロキノンとは?

シミや色素沈着を改善するために効果があるとして注目されている成分「ハイドロキノン」についてご紹介します。

ハイドロキノンとは、別名「お肌の漂白剤」と呼ばれるほど、たいへん強い漂白作用がある成分です。また、イチゴや麦芽、コーヒーなどに含まれる天然成分です。医療機関で処方される外用薬として、有効成分濃度が高いことが特徴です。

医師による診断によって使用量や使用回数を決めたうえで、自宅で行う通常のスキンケア(洗顔後の化粧水や保湿剤)の後に、色素沈着している箇所に薄く塗ります。

どのようなニキビ跡に効果があるの?

沈着してしまったメラニンに直接働きかけて美白するので、茶色っぽいシミやくすみとなったニキビ跡に効果を発揮します。

ニキビ跡については予防がとても大切で、そのためにはニキビ治療を早期から行うことが重要です。近年、にきびに対する保険適応の処方薬の種類が増えました。ニキビができたらできるだけ早めに皮膚科を受診して、将来ニキビ跡が生じないように予防しましょう。

ハイドロキノンのメリットとデメリットについて

ハイドロキノンはシミや色素沈着を改善できる成分です。その反面、使い方を誤ると赤みやヒリヒリした刺激、かぶれの症状が生じることもあります。医師の指導に従い、正しい用法を守って使うことが大切です。

ハイドロキノンがニキビ跡に働きかけるメカニズム

色素沈着を除去するメカニズムについて、解説します。個人差はありますが、効果が出るまでに約1か月かかります。

(1)メラニンを合成する酵素、チロシナーゼを弱らせる

ハイドロキノンがメラニン色素を合成する酵素であるチロシナーゼに作用して、その働きを弱めます。するとメラニン色素の合成が抑制されます。

(2)メラニン色素を淡色化する

ハイドロキノンの還元作用により、すでにできてしまったメラニン色素を薄くする働きがあります。さらに新たにできるシミの予防にも繋がります。

このため、ハイドロキノンは茶色っぽいシミやくすみとなったニキビ跡以外に、肝斑(かんぱん)、ソバカス、老人性色素斑に対しても効果が期待できます。

使い方の注意点や副作用について

ハイドロキノンの副作用

正しい用法を守りさえすれば比較的副作用が少ない成分ですが、使用量やハイドロキノンの濃度によってはかぶれや赤みなどのアレルギー反応や、一部の色素が抜ける白斑が出る可能性があり、注意が必要です。

副作用については、『副作用はあるの?ハイドロキノンの安全性』で詳しく解説していますのでご覧ください。

医師が診断したニキビ跡の症状に合わせて、指導をきちんと守って安全にニキビ跡を改善しましょう。

使用上の注意点、保管方法

使用中は紫外線による色素沈着が起こりやすくなっています。紫外線対策を行わずにハイドロキノンを使用すると逆効果になってしまうことも。SPF20以上の日焼け止めクリームを併用するなどして日焼けを避け、保湿もしっかり行う必要があります。

さらにハイドロキノンは熱や光に弱い性質があるため、密閉して冷蔵庫など冷暗所で保管しましょう。

ハイドロキノンを正しく活用しましょう

ハイドロキノンが有効なニキビ跡を理解したうえで、満足できる効果を得るためにも使用上の注意をきちんと把握しましょう。トラブルを避けるためにも、医師の指示に従うことが何よりも重要と言えます。

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