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ムダ毛の基礎知識と毛周期

更新日:2016/12/15 公開日:2014/10/01

ムダ毛の基礎知識と毛周期

「最初から生えてこなければ悩まずにすむのに…」と思ってしまうムダ毛。しかし、“ムダ毛”と呼ばれる毛は、本当に人間にとって必要ないものなのでしょうか?ここでは、体毛の構造と役割、体毛が生えかわる毛周期について掘り下げていきます。

ムダ毛じゃない?体毛の役割と構造

身体には、ほぼ全身に毛が生えています。全身に生えている体毛の数は約150万~200万本と言われています。その中で“ムダ毛”と呼ばれるのは、腕や足、脇や背中などに生えてくる毛です。

これらは、見た目を悪くするとして“ムダ毛”と呼ばれているのですが、実は重要な役割があるのです。

体毛の役割

体毛の主な役割は、以下の通りです。

  • 体内にある毒素を、毛を伝わせて排出する働き
  • 外部から与えられる肌への刺激を和らげる、クッションの役割
  • 外部のゴミやチリなどを吸い込まないための、フィルター機能
  • 直接肌に触れる前に毛に触れることによって、刺激を察知する感覚機能
  • 体温を一定に保つ、保温・断熱機能
  • 外からの紫外線をカットする働き

見た目が良くないことで嫌厭されるムダ毛ですが、完全に処理すると上記のような役割を果たせなくなり、身体が冷えやすくなったり、感覚機能が鈍くなったりする可能性があります。

体毛の構造

実は、体毛とは皮膚が変化したもので、体毛の3分の2は皮膚の中にあります。皮膚の外に出ている部分を毛幹、皮膚の中に埋まっている部分を毛根と言います。

毛根部の膨らんだ下の部分は「毛球」と呼ばれ、毛球の先端にある毛乳頭が毛細血管から栄養を吸収し、毛を成長させています。たとえ毛乳頭が抜かれても、皮膚の中に毛母細胞がある限り、次々と毛は生えてきます。

体毛とホルモンの関係

体毛の濃さはホルモンのバランスによって個人差があると言われています。

人間の身体は男性ホルモン(アンドロゲン)と女性ホルモン(エストロゲン)の両方を持ち合わせています。

アンドロゲンは眉毛から下の体毛を作り、エストロゲンは頭髪の成長を促進しています。このことから、体毛の濃い女性は、男性ホルモンが多かったり、男性ホルモンに対する感受性が強いと言われています。

また、男性ホルモンが過剰に作られると、多毛症になる場合があります。特に女性や子どもに見られる症状で、腕や足、胸や下腹部、口の周りの毛が固く濃くなります。

多毛症は男性ホルモンが作られる卵巣や副腎に起こった疾患が原因になるケースが多く、自分では分からないため、医師の検査が必要となります。

また、最近ではレーザー脱毛などの影響により、比較的細く薄い毛(産毛)が生える部分(うなじ、背中、二の腕、肩付近など)でも、脱毛されずに残った毛が太く硬くなるケースがあるそうです。

体毛の毛周期について

体毛には1本1本に生えかわりのサイクルがあり、これを“毛周期”と呼びます。毛周期は、身体の部位によってサイクルが異なります。

髪の毛

成長期には1日に0.3~0.4mm伸び、一度抜けると約4ヶ月で新たに生えてきます。

眉毛・まつ毛

1日に約0.18mm伸び、生え変わりのスピードは約2ヶ月です。

わき毛

1日に約0.3mm伸び、一度抜けた毛が新たに生え変わるのは約4ヶ月後です。

ビキニライン

1日に約0.2mm伸び、生えかわるまでは約4ヶ月かかります。

手と脚

1日に0.2~0.4mm伸び、成長期は3~5ヶ月です。

このように、身体の部位によって生え変わるサイクルも違えば、毛の長さや固さも変わってきます。また、脱毛は成長期に行うのが最も効果的なので、脱毛する際は毛周期を把握しておくことが大切です。

●毛の処理方法について、さらに詳しく知りたい方は『ムダ毛処理でやってはいけない5つのこと』をご参照ください。

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