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肌のキメを整えるオススメの方法!粗い肌を細かく正しいスキンケア

更新日:2019.07.24
公開日:2018.02.15
ドクター画像
この記事の監修者
美容家 船山葵

肌のキメが整っていると、透明感があり健やかな状態に見えます。しかしさまざまな刺激や間違ったスキンケアによって肌のキメは粗くなりがち。そこで今回は、美肌を叶えるためにも、正しいスキンケアをご紹介します。

肌のキメが細かい女性

美しい肌の条件は、さまざまありますが、なんといっても肌の美しさの基準となるのが「肌のキメ」です。よく「美しくキメ細かい肌へ」という表現を見かけますが、具体的にどのような状態であるのでしょうか。また、肌のキメを整えるために必要なケアについても見ていきましょう。

肌のキメ(肌理)が整っているとはどんな状態?

肌のキメの状態を鏡で確認する女性

まず、肌の「肌理(キメ)」を説明するうえで重要なのが、肌の表面の構造です。肌(皮膚)の表面には、無数にくぼんだ溝があります。これを「皮溝(ひこう)」と言います。さらに皮溝に囲まれて盛り上がっている部分を「皮丘(ひきゅう)」と言います。肌のキメが整うというのは皮溝の幅が細く、皮丘(ひきゅう)の大きさが三角形で均一になっている状態のことを指します。

肌のキメが粗い状態になる原因

紫外線が降り注ぐ空

肌のキメが整っていることが理想ですが、日頃の生活習慣や誤ったスキンケアによって、肌のキメは粗くなってしまうのです。そこで肌のキメが粗くなる原因をご紹介します。

乾燥

肌が乾燥している状態は、肌に元々ある保湿成分や水分量が減っていることです。よって皮溝は開き、三角形であるべき皮丘は変形してしまいキメが乱れるのです。

紫外線

肌は過剰に紫外線を浴びてしまうことがダメージとなってしまい、ターンオーバーが乱れてしまいます。基本的に肌の生まれ変わりであるターンオーバーは、28日周期で行われますが、ダメージを受けてしまった肌は早く修復しようと周期が早まります。その結果、肌の角層細胞が育っていないうちに上へ押し上げられ、肌のバリア機能が低下してしまうのです。

食生活

栄養バランスの悪い食生活は、肌に大きく影響します。特に偏食や暴飲暴食を繰り返していると、胃腸への負担が大きくなります。

スキンケア

化粧水や乳液が、自分の肌にとって適量ではない場合、肌は乾燥状態になっています。皮丘が三角形で均一な形になっている状態をつくるためにも、肌に必要な保湿成分が入った化粧品でケアをすることが大事です。

美容家オススメの肌のキメを細かく整える改善方法

肌にいい食べ物

そこで今回は、肌のキメを細かく整えることができる、オススメの改善方法をご紹介します。

保湿アイテムを持っておく

外出中でもカバンの中に保湿アイテムを持っておきましょう。メイクの上からでも使用できる、保湿成分入りの化粧水ミストがオススメです。

UVケアは欠かさず行う

外出するときは、必ず日焼け止めを塗ることを意識したり、UV効果のあるベースアイテムを使用しましょう。

肌にいい食べ物を摂取する

肌の生まれ変わりをサポートしてくれる「ビタミンC」、皮膚や粘膜を守ってくれる「ビタミンA」、肌の細胞を活性化してくれる「ビタミンB6」を取り入れるといいでしょう。

保湿成分を含む化粧品を使用する

肌に元々存在する保湿成分「ヒアルロン酸」「コラーゲン」を含む化粧品を使用しましょう。また、基本的にはメーカーが推奨する量を使うのがいいのですが、肌質によっては量が足りない可能性もあります。その場合は、自分の肌にとっての適量を使用しましょう。

肌の機能をサポートする成分にも注目を

保湿ケアは、肌に水分を与えて維持するために行ないますが、水分と油分を与えるだけでなく、肌が本来持っている保湿しようとする機能をサポートすることも重要です。最近、化粧水でも多く見かけるようになった「セラミド」は、保湿成分ではりませんが、これを肌に補うことで肌のうるおい具合がぐっと変わります。

キメ細かい肌に整えるおすすめスキンケア対策

肌のキメを整えるスキンケア

しかしキメ細かい肌に整えるためには、正しいスキンケアが必要です。そこで今回は、おすすめのスキンケア対策もご紹介します。

コットンに化粧水を含ませてパックする

肌全体に満遍なく水分を浸透させ、キメの整った肌を実現させるためにもパックがオススメです。シートマスクでもいいですが、自分のお気に入りの化粧水を使用したいという方は、コットンにたっぷりと化粧水を含ませて、顔全体にコットンをのせていきましょう。

このとき使用するコットンは、薄く裂けるようなタイプがオススメです。肌へ長く付けすぎてしまうと、肌に元々ある水分を蒸発させてしまいますので、肌へのせる時間は3分ほどを目安にしてください。最後は化粧水を肌へ浸透させるためにもハンドプレスします。

保湿成分入りの美容液をつける

美容液は他の化粧品と異なり、有効成分が凝縮されて作られているので、肌悩みをより効果的にケアすることができます。肌悩みによって自分に合った美容液を選ぶのがベストですが、キメ細かい肌に導くためには、保湿性の高い「スクワラン」「ホホバ油」を含む美容液がオススメです。

肌へ塗る前に手のひらへのせ、指の腹でくるくると温めていきます。これで、浸透力が高くなりますよ。肌全体に馴染ませたあと、特に乾燥が気になる箇所へは2度塗りしましょう。

クリームなどの油分を塗って水分の蒸発を防ぐ

化粧水などで水分を与えた肌にはもちろん油分も必須です。クリームを塗ることで、皮脂膜の役割をしてくれ、肌にある水分の蒸発を防いでくれます。ただし、油分を過剰に塗ることは肌トラブルを招く原因にもなります。あくまで長く保湿状態をキープするのに必要な量を与えましょう。皮脂の分泌が多い人や部位は、少なめに塗るなど工夫をしてみましょう。

まとめ

スキンケアや私生活の改善により肌のキメが整った女性

肌のキメが粗いと、すぐに乾燥してしまう原因にも…。だからこそ、きちんとしたスキンケアを取り入れて、乾燥を防ぎましょう。

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