むくみは、血流に伴う静脈の詰まりやリンパ液の滞りなどが起こったときに現れます。全身を流れている血液中の水分が、何らかの原因によって全身あるいは身体のある部分に留まってしまうのです。
何の問題もなければ血液としてさらさらと流れ、心臓に戻っていくべきものがどこかに留まってしまうわけです。ですから、身体にむくみが現れたときには、ご自身の生活習慣や身体の不調について振り返ってみて下さい。
むくみの原因
むくみの主な原因として、次のようなものが挙げられます。
また、栄養にかたよりがあるときや生理の前などには、全身がむくみやすくなります。脚や顔、まぶたなど、ある部分のみに起こるむくみの場合は水分過多、睡眠不足、不自然な姿勢によるものが考えられます。
上記のむくみは気をつければすぐに改善されますが、もし、ひどくむくんだ状態が続くようであれば、心臓や腎臓が弱っているおそれがあります。また常用している薬の影響でむくむ場合もあります。これらの疑いがある場合は、すぐに専門医の診察を受けて下さい。
女性の場合は妊娠中にもむくみを訴える方が多いようです。妊婦さんにむくみはつきものですので、そう気にすることもありません。しかし高血圧や蛋白尿などの症状が出てきたら、やはり担当の医師に報告・相談したほうがいいでしょう。
むくまない生活を目指して
「太っていないのにぽっちゃりとして見える」という場合、慢性的なむくみが原因になっているかもしれません。テレビや雑誌で活躍するモデルの皆さんも、むくみには特別気をつかっています。やはり写真やテレビでは、むくみのある顔・身体は非常に目立ってしまうのでしょう。むくみのない身体を目指すことは、美しく健康な身体を作ることにつながります。実際、むくみをきちんと改善すれば脚の細さや顔の大きさにはかなり変化が現れてきます。
今を美しく、将来を健康に。むくみは、身体がそんなメッセージを発信してくれているのではないでしょうか。そのメッセージに応えて、大事な身体をかわいがってあげましょう。
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