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ノーファンデメイクのメリット・デメリットとやり方について

更新日:2017.12.20
公開日:2013.06.01
ドクター画像
この記事の監修者
くみこアレルギークリニック 院長 向田公美子

ファンデーションを使わないメイクのメリットは豊富。しかし、正しい方法でやらなければ、かえって肌荒れを起こしてしまうこともあるのです。そこで、ドクター監修のもとで、ノーファンデの方法や注意点について解説します。

ファンデーションを使わないメイクのことを、「ノーファンデ」といいますが、ノーファンデは肌への負担が少ないという大きなメリットがあります。その他にも、

  • 化粧崩れを気にしなくていい
  • 短時間でメイクが完了する
  • 若々しく見える

などのたくさんのメリットがあります。

しかし、そのようなノーファンデも、正しい方法でやらなければ、かえって肌荒れや肌トラブルを起こしてしまうこともあります。ここでは、ノーファンデの正しい方法や、注意点などをご紹介します。

ノーファンデのメリットとは

ノーファンデというと、ファンデーションを使わないことから、肌によいというイメージはあるでしょう。その他にも、ノーファンデにはよい面があります。ノーファンデのメリットを見てみましょう。

肌への負担が少ない

ノーファンデで、一番大きなメリットといえば、何よりも肌の負担が少ないことがあげられます。肌荒れのトラブルは、もしかするとそのファンデーションが原因かもしれません。ノーファンデにして肌への負担を極力減らすことで、自分の肌に自信を持つことができたり、若返ったような肌をキープできたりするなど、さまざまな肌への恩恵が考えられます。

肌の変化に敏感になる

ファンデーションで地肌を隠していない分、鏡を見るたび、何か肌トラブルがあればすぐに気づくことができます。

自分の肌に自信が持てる・自分の肌を好きになれる

ノーファンデによって、自分の肌に自信が持てることで、人との距離が近くなることもあるでしょう。すっぴんに近い状態で人と接して、心理的に親密さにあふれた対応で、自然に相手との距離も縮まるかもしれません。

その他のメリット

ノーファンデにはそのほかにも、

  • 化粧崩れがない
  • 短時間で、簡単にメイクが完了する
  • 若々しい肌をキープできる

などメリットがあります。

ノーファンデのデメリット

たくさんのメリットのあるノーファンデですが、デメリットもあります。

紫外線や外的刺激によるダメージを直接受ける

ノーファンデといっても、肌にまったくなにもつけないのは、とても危険です。なぜなら、外に出れば肌の大敵である紫外線の刺激を直接受けることになってしまうからです。また、乾燥や排ガス・PM2.5などの有害物質、花粉やホコリからも、デリケートな肌を守り切れなくなってしまいます。

シワやシミ、乾燥など肌トラブルが起きやすくなる

紫外線は、肌内部でメラニンを増やしたり、活性酸素を発生させたり、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。それによって、

  • シワ
  • たるみ
  • シミ
  • 乾燥
  • 毛穴の目立ち

といったあらゆる肌のトラブルが起きやすくなるのは否めません。

ファンデーションを使わないということは、そうしてできたシワやシミ、毛穴などの肌トラブルも一切カバーできないということです。活性酸素によって肌老化も進み、年齢よりも老けた印象に見られてしまう可能性もあります。

正しいノーファンデメイクのやり方

上記で見てきたとおり、ノーファンデメイクといっても、肌にまったく何もつけないのはおすすめできません。そこで、ノーファンデメイクのコツをご紹介しましょう。

紫外線対策はしっかりと

紫外線対策には、UV効果のある化粧下地か、日焼け止めなどを必ず塗ることをおすすめします。

化粧下地は、肌への負担がファンデーションよりも少ないので、ノーファンデの「肌への負担が減る」というメリットが損なわれることはありません。顔の赤みやくすみが気になる場合には、色付きの下地で補正するとよいでしょう。

「化粧下地+パウダー」がおすすめ

素肌感を活かしつつ、色ムラをカバーして美しく見せるには、化粧下地を塗ってから、フェイスパウダーやルースパウダーで肌にふんわりとヴェールをかけてあげるのがおすすめです。

パウダーは肌への負担を極力抑えるために、合成ポリマーフリーのものを使用しましょう。肌にやさしいベビーパウダーを使ってもよいかもしれません。しっかり美肌に見せたいときはパフで、ナチュラルに仕上げたいときはブラシを使って肌にのせましょう。

紫外線対策も兼ねるのであれば、

  1. 日焼け止め
  2. 化粧下地
  3. フェイスパウダー

の順で使用するのがよいでしょう。

シミのカバーはミネラルファンデで

シミが気になる人には、シミのある部分にだけミネラルファンデーションをつけるのをおすすめします。通常、シミ隠しにはコンシーラーを使っているという方も、ノーファンデの場合には、より肌に刺激の少ないミネラルファンデーションで代用するとよいでしょう。また、最近は天然ミネラル成分だけで作られたコンシーラーやチークなどもありますので、上手に活用しましょう。

このように、「化粧下地+パウダー」の組み合わせで、より肌に負担の少ないものを選んで使うのが、ノーファンデの正しい方法です。ぜひトライしてその効果を実感してみてください。

まとめ

ノーファンデは、

  • 肌に負担をかけない
  • メイク時間を省略できる
  • 化粧崩れも気にする必要がない

など、いいことづくめのように思えますが、まったく何も肌につけない状態で過ごすと、肌は紫外線や乾燥、空気中のホコリなどから思わぬダメージを受けていることがあります。

そこでおすすめしたいのが、素肌感を活かしながら肌をしっかりと守る「化粧下地+パウダー」のノーファンデメイク。下地やパウダーには、肌に負担の少ないものを選ぶことがポイントです。毎日フルメイクをしているという人も、たまには肩の力を抜くように、ノーファンデメイクを楽しんでみてはいかがでしょうか。肌をいたわりながら、美肌づくりに役立てましょう。

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