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アトピーを克服するカギとは?恋愛も関係が?
アトピーを克服するためのポイントについて、ドクター監修のもと解説します。アトピーを克服するには、スキンケアや食事、入浴習慣など、多くのアプローチが考えられます。また、アトピーを理解してくれるパートナーの存在も重要になります。
アトピーを克服するためには
アトピーを克服するには、保湿や紫外線対策、食事の見直しなど、さまざまなアプローチが考えられます。また、アトピー患者の方がなかなか踏み切れないといわれる恋愛も、アトピーを克服するうえで大きな力になる可能性があるようです。アトピーを克服するには、実際にはどのような方法があるのでしょうか。
アトピー克服のためのスキンケア
アトピー肌の保湿ケア
アトピーの方の肌は、肌を細菌などの感染から守るバリア機能が低下し、乾燥しやすくなっています。水分を失いやすいうえに、外部からの刺激にも弱くなっているのです。そのため、保湿が非常に大切になります。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿成分を中心に肌に与えるとよいでしょう。また、炎症のひどい部分には軟膏を、乾燥している部分にはクリームをと肌の状態ごとに使用するアイテムを変えて、肌をいたわります。
アトピー肌の紫外線対策
紫外線は、ただでさえ皮膚のバリア機能を破壊します。アトピーの方は、前述したように肌のバリア機能が万全ではありません。さらに紫外線を浴びることで、バリア機能が低下し、より肌が乾燥する可能性があります。そのため、晴れの日以外でも日焼け止めや日傘などで紫外線を浴びない工夫をすることが大切です。また、標高の高いところや赤道に近いところなど、より強い紫外線が降り注いでいる場所もあるなど、紫外線の特性があります。その特性を理解しておくとよいでしょう。
なお、アトピー肌のためのスキンケアや紫外線ケアについては『アトピーを克服するためのスキンケア基礎知識&春の紫外線対策』で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
アトピー克服のための食事のポイント
アトピーは、さまざまな要素が絡み合って起きるといわれています。しかしその中で大きな割合を占めていると考えられるのが、食べ物によるアレルギー反応です。
アレルギーの原因となりやすい食品を避ける
アレルギーの原因となる食品はその人によって異なります。また、環境や体調にも左右されますが、一般的に牛乳や卵、ナッツ類、チョコレート、魚介類、牛肉、豚肉、羊肉、蕎麦などがアレルギーを起こしやすい食品としてあげられます。もし食べてからかゆみや湿疹などの反応が出た場合は、しばらくその食品を避けてみましょう。
また、インスタント食品に含まれる添加物などの人工的な成分は、消化するのに大量のエネルギーを使うことから体調を崩しやすくなり、免疫力が低下しやすくなるといわれています。アレルギー反応も出やすくなるため、避けた方がよいでしょう。
食事とアトピーの関係に関しては『和食がおすすめ?アトピーの改善を目指す食事法』でも紹介しているので、あわせてご覧ください。
アトピー克服と入浴の関係
アトピーの克服・改善には入浴も効果的といわれています。おふろに入ると、「温熱作用」による代謝の高まりが期待されます。すると、汗と一緒に体内の化学物質が排出されます。また、汗をかくことで分泌された汗と皮脂がまじりあい、バリア機能を形成するという視点でも大切になります。
入浴とアトピーの関係については『入浴から得られるアトピーケアの効果』で詳しく解説しています。
アトピーを克服するカギが恋愛にあり?
アトピーの方は、適切なスキンケアだけでなく、ストレスのない充実した日々を送ることも、改善を目指すうえで重要なポイントになります。そのような心の面で大きな支えになるもののひとつに「恋愛」があります。これは頼れるパートナーが近くにいることで、治療や改善を目指すチカラになるからです。
しかし、アトピーのせいで恋愛をするのは難しいと考えている方がたくさんいるようです。アトピーの方が恋愛をすることは、本当に難しいことなのでしょうか?
アトピーがあると、本当に恋愛の障害になってしまう?
アトピーの方に対して行ったアンケートで「アトピーは恋愛や結婚の障害になると感じますか?」という調査を行ったところ、約7割の方が「はい」と回答する結果が出ました。
軽度の方はまだしも、皮膚の炎症やかゆみによって肌が荒れてしまうと、どうしても目立ってしまいます。そのため「肌がキレイじゃないから好かれない」「近寄りがたいと思われている」など、ネガティブな思考に陥ってしまう方が多いのです。
しかし、交際または結婚した経験についてというアンケートでは、80%の方が「ある」と答えており、アトピーを持っているから異性と交際や結婚ができないというわけではないことがわかります。
パートナーの存在が治療や改善の助けになる
よいパートナーとめぐり合うことは、すべての恋愛において大切なことです。アトピーの症状に苦しんでいるときに、やさしい言葉をかけてくれたり、支えてくれたり、信頼できるパートナーがいると、アトピーの治療や改善に大きな力となっていることを、同アンケート調査でわかりました。
「アトピーでも気にならないよ」
「一緒に治していこう!」
このような言葉をかけてくれたら、本当に嬉しいですよね。実際にこういった体験から、アトピーを克服している方が多いことも、アンケート調査の結果に表れています。
アトピーを理解してもらうための努力も
アトピーについて相談にのってくれたり、理解をしてくれるパートナーを見つけるためには、ただ待っているだけでは難しい場合があります。これは、アトピーにかかっていない多くの方は、アトピーの症状や病気に関することを知らないからです。相手にしっかりと理解をしてもらうためには、ステロイド剤のこと、食事のこと、かゆみのこと…こういったアトピーの特徴を伝える必要があります。
恋愛をするうえで、なかなか相手に言うのが難しいこともありますが、なるべく早いうちにアトピーのことを知ってもらい、理解してもらうことが、今後の関係を続けていくポイントになります。
愛のチカラで症状にも変化が!
アトピーのようにアレルギーを持っている方が、恋人や結婚相手と個室で二人きりになることで、症状に変化が出るのか?という、実験がありました。ムードを出すためにBGMを流しながら30分間、抱擁やキスをするなどいろいろな制限をつけて行ったところ、おもしろい結果が出てきました。
一番効果があったのは、キスの回数を制限しなかったケースで、テスト前と後で湿疹の大きさが小さくなるという結果が出ました。同じような環境で、キスの回数を1回にしたり、抱擁だけでは効果が見られませんでした。キスには、アトピーを救うチカラが秘められているのかもしれませんね。
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