薄毛が気になる!女性用育毛剤の選び方と効果的な使い方
更新日:2017/12/07 公開日:2014/05/01
薄毛対策の育毛剤の選び方
薄毛・抜け毛に悩む女性が年々増えているとの調査結果があります。それを証明するかのように、店頭に並ぶ女性用育毛剤の種類もどんどん多くなっています。
よく、「髪は女性の命」という言葉を聞きますが、そんな女性にとって、薄毛や抜け毛は非常にショッキングな悩みであり、育毛剤で解決ができるのであればぜひとも利用したいところでしょう。
しかし、あまりにも種類が乱立しているため、どれを選べばよいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
より大きな効果を得るためにも、育毛剤についての理解を深めておきましょう。
頭皮の状態から選ぶ育毛剤
抜け毛が急に増えた
抜け毛の量が急に増えた場合は、なんらかの理由で男性ホルモンの分泌が過剰になってしまっている可能性が高いです。よって、ホルモンバランスを調整する作用のある成分が配合されたものを選ぶと効果的です。
以下が、その成分です。
<抗男性ホルモン作用>
- チョウジ
- オウゴンリキッド など
<女性ホルモン調整作用>
- カンゾウエキス
- ヨモギエキス
- クララエキス
- フラボステロン
- オトギリソウエキス など
頭皮の乾燥やフケが併発している
頭皮の乾燥はあらゆる頭髪トラブルのもとです。炎症を起こして毛根を傷つけてしまうと、抜け毛や薄毛だけでなく、フケの原因にもなります。
この場合は、保湿効果のある成分が有効です。以下のような成分が配合されている育毛剤を選びましょう。
- トレハロース
- ヒアルロン酸
- ヘチマエキス
- ベニバナエキス など
大きめのフケが出ている
フケはフケでも大きな塊のフケの場合は、皮脂が多すぎる状態であることを表しています。頭皮の脂分が過剰であると毛穴が目詰まりを起こすので、充分な栄養が髪に行き渡らなくなり、薄毛の原因となってしまいます。
目詰まりを起こした毛穴には菌が繁殖しやすいため、放置すると皮膚の病気を起こしかねません。よって、抗菌作用や抗酸化作用のある成分が配合されたものを使用しましょう。
<抗菌作用>
- ペパーミント
- チョウジ
- ウイキョウ など
<抗酸化作用>
- ポタンピ
- セージ
- ボダイジュ など
すべての薄毛・抜け毛に対応するもの
女性の薄毛・抜け毛は、ヘアサイクルが正常に機能しないことにより起こり、これを正常にするには、血行や新陳代謝を促進させる必要があります。
よって、血行と新陳代謝の促進作用がある成分は、すべての薄毛に有効に作用することになります。
<血行促進作用>
- シャクヤクエキス
- トウガラシエキス
- 緑茶リキッド
- 紅茶リキッド
- オタネニンジンエキス など
<新陳代謝促進作用>
- ポタンピ
- ボダイジュ など
女性用育毛剤の分類
店頭に並んでいる女性用育毛剤のパッケージを見てみると、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」といった分類がなされていることに気がつきます。これらの違いについても知っておくと良いでしょう。
医薬品
医薬品は厚生労働省から薬として認可されたものを指し、確実な効果を期待することができるものです。ただし、効果が強力であるだけに副作用の可能性も否定できません。医薬品である育毛剤の使用は「治療」にあたるので、医師や薬剤師などの専門家と相談した上で使う必要があります。
医薬部外品
医薬品ほど確実な治療効果はありませんが、効能を明記することを許されているのが医薬部外品です。人体に対する害が少ない分効果も緩やかなので、長期的にじっくりと使用することが理想的です。
化粧品
化粧品は薬ではありませんので、効能を明記することができません。一定の効果はありますが、保証されたものではないことを認識しておきましょう。
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