美肌に効果的といわれる食材はたくさんありますが、特に積極的に摂取したい代表的な美肌食材と、その効果を高める摂取方法についてご紹介します。
美肌は毎日の食べ物が支えている
食事以外にサプリメントなどの健康補助食品を健康や美容に利用している方も多いようですが、サプリメントなどの健康補助食品はあくまでも足りない栄養を補うためのものです。美容と健康の基本は、きちんとした食事であることを忘れないようにしましょう。サプリメントを過剰摂取してしまうと、栄養過多となり、逆に栄養不足の引き金になることもあります。また、一部のサプリメントには肝機能障害などの健康被害を引き起こすものもあるため、服用には十分に注意しましょう。
※正しいサプリの摂り方については、『美への第一歩!サプリメントの効果を実感する基本』、または『美肌になるサプリメントの成分と正しい摂り方』をご覧ください。
野菜不足を補うために野菜ジュースを愛飲している人も多いようですが、野菜ジュースに用いられる野菜には水耕栽培のものが多いです。水耕栽培の野菜は、水耕でもよく育つように化学化合物や植物ホルモンなどを投与しているため、硝酸態窒素が残留しているものがほとんどです。大量に摂取すると、チアノーゼ(メトヘモグロビン血症)を起こす可能性があるため、過剰摂取には十分注意しましょう。
積極的に摂りたい美肌食材と効果的な摂取方法
肌の健康を保つために、毎日の食事で取り入れたい食材と、摂取方法をご紹介します。ただし、それらだけを食べればよいというわけではありません。肌の健康を保つのに最も大切なのは栄養のバランスです。かたよらないよう、たくさんの食材をまんべんなく食べるようにしましょう。
豆乳
豆乳は、必須アミノ酸をバランスよく含み、良質なタンパク質源となる食材です。女性ホルモンと似た働きがあるイソフラボンには、シワ・たるみの予防や、コレステロールの抑制、骨粗しょう症の予防など、さまざまなエイジングケア効果が期待されています。
パセリ
シミやそばかすの原因となる活性酸素を除去する抗酸化ビタミンであるβ-カロチンと、ビタミンC・Eを豊富に含んでいます。鉄分と、鉄の吸収を高めるビタミンCも豊富なため、その相乗効果により肌の血色をよくし、くすみを予防します。一回の食事ではなかなか多く摂取できないので、果物などと一緒にミキサーにかけてグリーンスムージーにして飲むのがおすすめです。
ヨーグルト
乳酸菌が悪玉菌の増殖を抑えることで、有害物質の発生を抑え、腸内環境を整えます。他にも、新陳代謝を促し、脂質の代謝を促進するビタミンB2や、肌のバリア機能となるセラミドも含まれています。ビフィズス菌はオリゴ糖を餌にして増殖するため、オリゴ糖が豊富なバナナやはちみつ、きな粉などと一緒に摂ると効果が高まるでしょう。
ブルーベリー
抗酸化力においては果物の中でトップクラスです。紫色素成分のアントシアニンと、抗酸化ビタミンのC・Eを併せ持ち、肌老化をはじめとした全身の老化を予防します。さらに、食物繊維もたっぷりなので、腸内環境の整えにも効果的です。ヨーグルトと併せて食べると善玉菌効果がプラスされるので、腸のエイジングケアに有効です。
レモン
レモンは、いわずと知れたビタミンC含有量トップクラスの果物です。抗酸化作用に優れ、活性酸素を除去し、メラニン色素の沈着を防いでシミやくすみを予防します。ただし、レモンに含まれるソラレンは紫外線への感受性を高めてしまうため、夕方以降に摂るのがおすすめです。
※その他、若々しく見せるためのインナーケアについては、『見た目年齢を10歳若返らせるインナーケア』をご覧ください。
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