二重まぶたと一言で言っても、その種類にはさまざまなものがあり、それぞれ与える印象が少しずつ違ってきます。二重まぶたにはどのような種類があるのか、また一重まぶたとの印象の違いを解説していきたいと思います。もちろん、ここで紹介している印象はあくまで一般的なものであり、誰もが同じ印象を抱くわけではありません。
二重まぶたは末広型など4種類
二重まぶたには、主に以下のような種類があります。
末広型の特徴
日本人がもっとも似合うとされている形の二重です。やや控えめな印象もありますが、すっきりとした美しい形で誰からも愛される自然な二重です。ナチュラルメイクが向いているタイプの二重でもあります。
奥二重の特徴
まぶたの奥に二重が隠れている状態で、一見すると一重のように見えることもあり、本人も自分は一重なんだと勘違いしていることがあります。一重と二重両方の要素を兼ね備えていることになりますが、その程度により与える印象はさまざまです。
メイク方法によっては普通の二重に見えることもあります。
幅の狭い平行型の特徴
二重の幅が一定で、その幅が比較的狭いタイプです。二重がくっきりとしているので目が大きく見えます。それでいて大人っぽい落ち着いた印象を与えてくれます。
幅広の平行型の特徴
若い女性の中ではやっている二重です。二重の幅が全体を通して幅広で一定であるため、目がとても大きく華やかに見えます。ハーフのような印象も与えてくれます。アイラインやつけまつげなどのアイメイクをしっかりしたい方にも向いている二重です。世界的には平行型の二重がもっとも多いといわれています。
一重まぶたとの目元の印象の違い
二重まぶたと比較すると、一重まぶたは目が細い、眠そう、暗そうなどといった印象を与えてしまうことが多々あります。しかし、一重まぶたは二重まぶたにはないシャープでクールな印象や、初々しく清楚な印象を与えてくれたりもします。
また、大切なのは顔全体のバランスなので、二重にすれば一重の時よりも必ず顔が美しくなれるとも限りませんし、二重にしなくても自分に合った髪型やメイクなどを工夫することで顔全体の印象は大きく変わります。
そもそも美的感覚は時代とともに変化するものでもあります。近年は欧米志向がとくに強まっているため二重に憧れる男女が増えていますが、平安時代などの美女として浮世絵や書物に登場する女性はみな一重まぶただったりします。美的感覚に普遍的な基準はなく、時代とともに変化したり国や人によっても変わるものなので、そこまで見た目にこだわってネガティブに捉える必要もありません。
他の人にとっては、自分が気にしていることがそれほど欠点になってはいないこともよくあることです。ただ、一重まぶたはまつげが下向きになりやすく、逆さまつ毛になって目を傷つけたりすることもあります。そういった場合は、クリニックに相談するとよいでしょう。
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