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おしりの黒ずみ・ニキビを防いでキレイなヒップをつくるケア方法

更新日:2018.02.05
公開日:2015.03.31
ドクター画像
この記事の監修者
タカナシクリニック 院長 ?梨真教

お尻の黒ずみや、ゴワつき、できものなどに悩んでいる人は意外に多くいます。このようなお尻のトラブルはどういったことが原因で起きるのでしょう。その原因と綺麗なお尻を保つ方法について、ドクター監修の記事で解説します。

お尻は黒ずみやニキビなどが発生しやすい場所。汚いお尻に悩んでいる人は意外に多くいます。このようなトラブルが発生しやすいのはなぜなのでしょうか。その原因と、お尻を綺麗に保つための方法について解説します。

おしりの黒ずみやぶつぶつが汚い・目立つ原因

黒ずみやゴワつき、ブツブツといったお尻の汚れ。お尻が汚くなってしまう原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

締め付け・ムレや摩擦

サイズの合わない下着での締め付けや、お風呂で体をゴシゴシ洗うといった摩擦によって色素沈着が起こり、黒ずみが発生します。また、座り仕事が多い場合などはお尻が蒸れやすく、汗がこもってニキビの原因となります。また、慢性の刺激になるために、角質も肥厚してしまいます。

乾燥や外的刺激

乾燥すると、肌のバリア機能が低下します。すると、肌は刺激から守るためにターンオーバーのサイクルを早めて角質層を厚くします。いわゆる「過角化」と呼ばれるものですが、この過角化が起きると、肌がゴワゴワしたり、くすみを招いたりしやすくします。

ストレスやホルモンバランスの乱れ

ストレスがたまると、ホルモンバランスが乱れ、肌がザラつきや色素沈着といった肌トラブルが起こりやすくなります。とはいえ、ストレスを全く無くすことは難しいので、ストレスを受けても、できるだけためずに発散させることが大切です。

キレイなおしりをつくるケア方法

では、黒ずみやニキビなどで汚くなったお尻を元の綺麗な状態に戻すには、どのようなケアを行えばよいのでしょうか。

クリームで保湿ケア

保湿クリームを塗ることで、乾燥による黒ずみやゴワつきの予防・改善が期待できます。セラミド、コラーゲンといった保湿成分のほか、角質を柔軟にしてキープするヒアルロン酸やシミを防ぐ天然ビタミンEなど、美容成分が豊富に含まれているクリームがおすすめ。特に黒ずみが気になる方は、美白成分の配合されているクリームや、余分な角質を取る外用薬が効果的です。お尻専門のクリームなども販売されているのでぜひ試してみてください。

おしりのニキビケアも大切

実はお尻にもニキビができることがあります。お尻のニキビの原因の一つは、顔にできるニキビと同じくアクネ菌感染です。しかし、お尻には顔以上にニキビができてしまう要因があります。

たとえば、長時間の座り作業や衣類によるしめつけや摩擦、角質づまりに乾燥によるかゆみによってお尻を掻く行為も要因となります。

乾燥によるおしりの肌ケアやニキビケアには顔と同じく保湿だけでなく補水も必要です。ただし、お尻は顔と比べて角質層が分厚く市販のニキビケア商品では成分が奥まで浸透しにくく、治りにくいです。セルフでやる場合は根気強くやることが肝心ですが、美容外科での施術を受けることも選択肢に入れておくとよいでしょう。

下着の素材や形・サイズを見直す

お尻に長時間直接触れている下着を見直してみましょう。下着は毎日肌に触れるものなので、肌に合わない素材や合わないサイズの下着はダメージを与えます。素材であれば、通気性がよく蒸れにくい綿がおすすめです。サイズが小さいと、体が締め付けられて血行やリンパの流れが悪くなり、老廃物が溜まってニキビができやすくなります。サイズも自分に合ったものを選びましょう。

お風呂ではやさしく洗う

お尻は普段から清潔にしておきましょう。ただし、ゴシゴシと力を入れて洗うのはNG。摩擦は黒ずみなどのトラブルの原因となるため、石けんを泡立ててやさしく丁寧に洗うようにしましょう。入浴後は肌が乾燥しやすい状態にあるため、保湿ケアも忘れずに行ってください。

生活習慣にも気を配る

お尻に限らず、肌トラブルに大きく関わってくるのが生活習慣です。甘いものや脂っこいものの摂りすぎはニキビの原因になりますし、睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、ゴワつきや黒ずみを引き起こしやすくします。トラブルの無い綺麗なお尻を目指すのであれば、まずは規則正しい生活を心がけましょう。

皮膚科などクリニックで美尻を手に入れる方法

セルフケアを続けてもなかなか改善が見られない場合は、クリニックで治療するという方法もあります。お尻のトラブルを解消するための治療には、以下のものがあります。

ケミカルピーリング 

肌の古い角質をはがして、新陳代謝をよくすることで、お尻の黒ずみやニキビを改善する治療法です。クリニックで受けられるほか、セルフケア用のものも販売されています。

レーザー治療

レーザーをお尻に照射してメラニン色素を壊し、黒ずみを解消します。ただし、効果は永続的ではありません。

外用薬を塗る

漂白効果のあるハイドロキノンや、ターンオーバーを促す効果のあるトレチノインなどが含まれた薬を塗り、黒ずみを解消します。

内服薬を飲む

シミ治療などにも用いられるビタミンCやビタミンEなどを服用し、体の内部から黒ずみを解消していきます。

お尻のトラブルの原因はさまざま。まずは生活の中で原因となるものを排除し、毎日のケアをしっかり行いましょう。

ヒップをきれいな形に整える筋肉トレーニングも重要

綺麗なお尻の条件は皮膚がきれいなだけではありません。

その形も重要なポイントです。臀部(おしりのこと)の筋肉をトレーニングすることによって、綺麗なお尻を手に入れることができます。今回御紹介する筋トレは「中殿筋」(ちゅうでんきん)というお尻の筋肉を鍛える方法です。

  1. 床やマットの上に直角になるように体を寝かせる
  2. 床に接していない方の足を4秒かけてゆっくり開く
  3. 開ききったところで3秒間止める
  4. 開いていた足を4秒かけてゆっくり閉じる

上の動作を1回に数えて、10回1セットで1日2セットを目標に続けましょう。

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