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漢方で「毛孔性苔癬(毛孔性角化症)」 にアプローチできるって本当?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/09/28

近年、漢方薬を処方する病院が増えているそうです。体の内側からアプローチする漢方薬は、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)の治療に効果があるのでしょうか。漢方での毛孔性苔癬の改善効果について解説します。

漢方とは

漢方は、中国で発達して、日本に渡り発展してきた東洋の伝統医学です。薬によって症状を抑えるのではなく、症状を体全体の不調ととらえ、人間が本来持っている自然治癒力を高める治療を行います。

漢方薬は、自然の草木や鉱物を組み合わせて作られます。原則として、2種類以上の生薬を決められた分量で組み合わせています。西洋の薬が熱や痛みを取るといった1つの症状に対して効果的なのに対し、複数の生薬を中心に自然由来の素材を組み合わせた漢方は、それぞれの生薬の有効成分が複数の症状に有効に働くため、幅広い治療効果が期待できるとされています。また、患者一人ひとりの体質、抵抗力などを考慮して最適な漢方薬を処方するため、同じ病名でも人によって異なる漢方薬が処方されることがあるのも特徴です。

毛孔性苔癬(毛孔性角化症)に効果的な漢方

毛孔性苔癬(毛孔性角化症)には、イボやニキビなどの改善効果も期待されている、ヨクイニン(ハトムギ)が効果的といわれています。他にも、毛孔性苔癬に効果があるとされている漢方は数種類あるので、主なものをご紹介します。

ヨクイニン(ハトムギ)

体に溜まっている不必要な水分を体の外に排出する働きがあり、服用することで新陳代謝がよくなるとされています。水分と一緒に老廃物や不要なホルモンなども排出し、さらに表皮の状態を整える作用もあります。皮膚の栄養分となるビタミンB群やタンパク質、カルシウムなどを豊富に含むため、健康的な皮膚の生成を促すともされます。ニキビなどの皮膚疾患のほか、リウマチなどの神経痛にも効果があるといわれています。

桂枝茯苓丸加(けいしぶくりょうがんか)

のぼせや頭痛を改善するケイヒ、痛みをとるシャクヤク、余分な水分をとるブクリョウ、血液の流れをよくするトウニン、ボタンピ、肌をきれいにするヨクイニンの6つの生薬で構成されています。血行をよくして炎症をしずめ、肌の状態を整えることから、毛孔性苔癬やニキビ、シミなどの改善に効果的といわれています。

ドクダミ

日本でもよく見られるドクダミには、コラーゲンの生成を助けるビタミンCの吸収を促すルチンが含まれているため、炎症を抑えて美しい肌を作る効果が期待できます。植物の色素成分フラボノイドも豊富で、色素沈着を防ぐ抗酸化作用や、老廃物の排出を促進して新陳代謝をよくする効果もあるとされています。

清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)

「体力が中等度以上で赤ら顔の人」つまり、体力があって顔色のよい人向けの漢方薬です。ニキビや湿疹、皮膚炎に効果が期待できるとされています。12種類の生薬が配合されておりますが、代表的な配合物には皮膚疾患の改善に効果的とされるボウフウ、炎症の抑制が期待できるオウレンとオウゴン、膿を排出する働きがあるとされるキキョウがあります。

漢方による治療はすぐに効果が見られるわけではありませんが、継続して服用することで、改善が期待できるとされています。また、体全体を整えることから、症状の改善とともに体調・体質の改善効果も見込めます。

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