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使い方間違っている?タンポンを入れると痛い原因と正しい使い方

更新日:2017/06/14 公開日:2015/11/30

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正しく使うと非常に便利なタンポンですが、使い方を間違うと痛みを感じるなど不快な思いをする場合があります。ここでは、タンポンの使用で痛みを感じるケースや、正しい使い方をご紹介しましょう

タンポンの使用で痛みを感じるとき

タンポンは膣の奥にある「無感覚ゾーン」と呼ばれるところに入れるので、正しい位置に挿入できていれば痛みや違和感はないはずです。

挿入時に多少の痛みや違和感がある場合もありますが、それは膣の入り口部分でのみ感じること。挿入した後も痛みが続く場合には、正しい位置にタンポンを挿入できていない可能性があります。また、緊張してしまうと周囲の筋肉が硬直し、痛みを感じてしまうことも。

また、経血量が少ないときにも、痛みを感じる場合があります。それは、タンポンの吸収体と膣壁が密着してしまっているから。このようなときはタンポンを無理に使用せず、ナプキンを使いましょう。

タンポンを正しく使うコツ

タンポンを使い始めたばかりの方は、膣内の正しい位置に導くアプリケーターが付いているタイプを使うことをおすすめします。また、経血量に合わせて、量の少ないとき用、多いとき用など、適したタイプを選びましょう。

タンポンを挿入する際には、リラックスすることがポイント。緊張して筋肉が硬直しないように、息をゆっくりと吐きながら行うとよいでしょう。

まずは、アプリケーターを片手でしっかり持ちながら、もう片方の手で膣口のまわりを広げるようにして、アプリケーターの先端部分を膣口に当てます。その後、息を吐きながら指の腹を使って、ゆっくり挿入していきます。タンポンの位置を固定したい場合は、片方の手でアプリケーターを持ち、もう片方の手で挿入するとよいでしょう。このとき、つかえるような違和感があった場合は、斜め後ろに向かって挿入していくと比較的スムーズにいくことがあります。

吸収体が膣内にしっかりと入ったら、アプリケーターを抜きます。このとき、ヒモは引っぱらないようにしましょう。

取り出すときには、身体の力を抜きながら、外に出ているヒモを斜め前にゆっくりと引き出してください。

もし挿入後に違和感がある場合は、正しい位置に入っていない可能性があります。一度タンポンを取り出して、再度、新しいタンポンを使用してみましょう。

使い始めのうちは、うまく挿入できないこともあります。最初は経血量が多くて入れやすい2日目あたりに挑戦してみることをおすすめします。また、お風呂場などで鏡を見ながら挿入場所を確認してみてもよいでしょう。

タンポンは経血を直接吸収して、身体の外に出さないための生理用品です。たとえばおりもの対策として使用するなど、本来の用途以外で使用することは避けましょう。おりものでは、経血の量が多い生理と比較して水分が少ないため、膣壁を傷つけてしまうおそれがあります。

コツさえつかめれば、正しい位置にタンポンを挿入することは難しくありません。説明書をよく読んで、緊張せずにリラックスしながら試してみましょう。

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