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肌の免疫力が低下する原因と、免疫力アップを助ける食べ物について解説します。

肌の免疫力は「ランゲルハンス細胞」が鍵

皮膚表皮にある「ランゲルハンス細胞」は“肌の水分を保つ”働きと、“バリア機能をつくる”働きを持つ、健康な肌作りには欠かせない細胞です。このランゲルハンス細胞は自己防衛機能を持つ「鎮静化酵素」におおわれ、肌トラブルの原因物質を攻撃し、刺激に対して起こる過剰反応を鎮静化させる働きがあります。しかし、鎮静化酵素の量は加齢とともに減少していき、肌の免疫力が低下することにより肌トラブルを生じる原因となるのです。

毎日の食事でランゲルハンス細胞を守ろう!

ランゲルハンス細胞をおおう「鎮静化酵素」の減少を防ぎ、肌の免疫力アップを助けるためには食生活の改善が大切です。

そこで肌の免疫アップにおすすめの食材をご紹介します。

ベータカロテンが豊富な緑黄色野菜

ベータカロテンは皮膚や肌の粘膜を強化してくれます。

人参/かぼちゃ/小松菜/ほうれん草/ピーマン/ブロッコリー など

白血球を活性化させるユリ科、アブラナ科の野菜

白血球は体内の免疫機能を管理する大切な働きをもっています。白血球を活性化させる食べ物で免疫力アップを目指しましょう。

<ユリ科の野菜>

玉ねぎ/長ネギ/にんにく/ニラ など

<アブラナ科の野菜>

大根/キャベツ/小松菜/ブロッコリー など

摂取を避けた方がいい食べ物

インスタント麺やポテトチップスなど油で揚げ時間の経った加工食品の摂りすぎには要注意。体内に活性酵素が溜まり、肌の免疫力低下につながります。

美肌作りにはビタミンCも重要

美肌作りのサポートに欠かせないのがビタミンC。さつまいもや里芋、れんこんなどの芋類・根菜類に含まれるビタミンCはデンプン質によって守られ、加熱しても壊れにくいという特徴があります。そのほか、みかんや柿にもビタミンCは豊富に含まれます。

 

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