アロエの抗菌作用を利用してニキビケアする方法をご紹介します。
アロエの殺菌作用は出来始めのニキビに効果的
アロエには殺菌作用があり、アクネ菌をはじめニキビの原因となる菌を退治し、すこやかな肌を保つ働きがあると考えられています。ニキビにいい成分は、アロエの葉肉や葉肉に付着しているネバネバとした葉肉の汁に多く含まれていて、アロエを食べても肌に直接つけても、どちらでも効果が期待できるといわれています。
アロエの殺菌作用は小さなできたばかりのニキビや、まだニキビになる前の肌にも効果を発揮するため、ニキビ予防に効果的と考えられます。
アロエの抗炎症作用は腫れたニキビにも有効
アロエには、殺菌作用に加えて、炎症を抑える作用もあるため、赤く腫れたニキビを鎮める働きがあると考えられます。炎症ニキビがひどくなるのを防ぐため、ニキビ跡の予防にもつながります。重症のニキビ患者を対象に一定の治療を行った後、顔にアロエベラのゲルを塗り経過を観察する実験が行われた結果、わずかな期間でニキビが完治したという報告もあります。
アロエの治癒作用はニキビ跡にも有効
すでにできてしまったニキビ跡にも、アロエはよい効果を発揮してくれます。アロエにはコラーゲンを増加させたり、細胞の再生を促進したりする効果もあるため、でこぼこのクレーター状になってしまったニキビ跡を目立たなくする働きもあるといわれています。
アロエを活用したスキンケア方法
アロエをスキンケアに活用するには、「塗る」「貼る」「入浴」の3つの方法があります。
アロエの汁を塗る
アロエをカットして葉肉の汁をしぼり、顔などのニキビのある部位にやさしく塗ります。
アロエを輪切りにしてパック
アロエを輪切りにし、ニキビの気になる部位に載せてパックします。時間の目安としては約5分ほどです。
刻んでアロエ風呂に
刻んだアロエを袋などに入れて湯船に浮かべると、アロエエキスたっぷりのアロエ風呂になります。
アロエによってアレルギー反応が出る場合があります。どの場合も、外用する前には必ず目立たない部位に葉肉の汁をつけ、腫れたりかゆみが出たりしないか、パッチテストを行ってから使用するようにしましょう。
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