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アロエはアトピーにも効果的?乾燥肌にも効果大!?

更新日:2016/12/09 公開日:2016/05/20

美肌に有効なアロエはアトピー性皮膚炎にも効果が期待できるのでしょうか。

アロエの美肌有効成分とは

アロエが美肌にいいとされるおもな理由は、葉のゼリー状の部分に含まれるムコ多糖類の保湿作用です。その他、植物フェノール系のアロインやアロエエモジンには、炎症を抑える作用、紫外線を吸収する作用、シミやそばかすの元となるメラニン色素を作り出すチロシナーゼの働きを抑える作用があることがわかっています。

最近では、分子細胞レベルの研究で、アロエの作用が明らかになってきました。肌は28日周期で生まれ変わりますが、ヒトの表皮細胞をアロエベラから抽出したエキスを含む培地で培養したところ、肌のターンオーバーを促進することがわかりました。また、皮膚の細胞同士が密に接着し強固な皮膚構造を作ったり、バリア機能が高い皮膚を作ったりすることも明らかとなり、科学的に裏付けられたというわけです。

アロエはアトピー性皮膚炎にも効果的?

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、かゆみのある湿疹が、よくなったり悪くなったりをくりかえす病気です。間違った治療法やステロイドに対する偏見で治療を中断し、悪化をくりかえす事がありますが、すでに診断の方法や治療法が確立されており、専門医を受診して治療することで、かゆみや湿疹がない状態を維持できます。

アトピー性皮膚炎に対するアロエの効果

アロエの成分であるムコ多糖類は、保湿剤として非常に期待できると考えられます。入浴後、皮膚に水分が残っている間にたっぷりと塗り、皮膚の水分量を補うことで、かゆみや炎症を抑える効果があります。

また、乾燥以外の皮疹には黄色ブドウ球菌が認められることが多く、皮疹を悪化させる原因のひとつと考えられています。アロエの成分であるアロエチンやアロエシンは、抗菌作用や殺菌作用も認められていることからも、アロエを配合した保湿剤は、アトピー性皮膚炎に適していると言えるでしょう。

アトピー性皮膚炎にアロエを塗布するときの注意点

アロエは古くから生の葉のゼリー部分を、傷ややけどに貼り付けて使用されてきましたが、アロエの生葉には雑菌も付着しているため不潔になりがちです。アロエを使用する場合は、アロエを配合した市販品を使うようにしましょう。さらっとしたジェルタイプやクリーム、しっかりと保湿したい場合にはワセリン基剤のものと、使い心地や好みで選ぶとよいでしょう。

アトピー性皮膚炎のある方がアロエを使用する場合には、主治医に相談するようにしましょう。少しでも状態が悪くなった場合には、使用を中止して他の保湿剤に変更することも考えます。基本的な薬物療法とアロエを併用して、上手にアトピー性皮膚炎をコントロールしていきましょう。

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