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シートパックの効果と正しい使い方・選び方|使用頻度とタイミングが美肌の近道

更新日:2018.01.11
公開日:2016.05.20
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

パックにはいろいろな種類がありますが、使い方を間違ってしまうと肌を美しくするどころか、大きなダメージを受けてしまうケースもあります。専門ドクター監修のもと、パックの正しいやり方と注意点について解説します。

化粧水や乳液などの毎日のスキンケアに加えて、パックを使っている方は多いでしょう。では、どれだけの方がパックを正しく使っているのでしょうか。今回は、パックの正しいやり方と、パックをするときに注意すべき点について解説します。

シートパックの効果とは

パックは肌にぴったりと貼り付けて、皮膚から出る老廃物の代謝を促したり、美容成分を肌に浸透させます。パックはただ顔に貼ればよいというわけではありません。貼っておく時間や貼るタイミングなど、正しいやり方をしていないと、肌によい影響を与えるどころか、肌に負担をかけてしまうことになるため、注意が必要です。

シートパックの正しい使い方

貼っておく時間やタイミングのほかにも、パックは毎日使ってもよいのか、それとも週に1~2回の使用が適切かなど、使用頻度にも気をつける必要があります。たとえば、普段使っている化粧水をシートに染み込ませてパックする場合、短時間であれば毎日行っても差し支えありません。しかし、美容成分をあらかじめ染み込ませてあるタイプのパックに関しては、週に1~2回で十分だと言えます。

シートパックの使用頻度は週1~2回

洗い流すタイプや剥がすタイプのパックは、頻繁に行うと角質や皮脂を取り過ぎてしまうため、1~2週間に1回に留めるのが無難です。

シートパックの長時間使用は乾燥の原因に

パックは、長時間使うほど効果が出ると思い込んでいる人がときどきいます。これは間違いです。パッケージに記載されているパックの所要時間を大幅に超えてしまうと、パックに含まれる水分は肌に浸透し、パックが乾燥します。すると、今度はパックが肌の表面の水分を吸収し始めるため、パックをしたにもかかわらず肌が乾燥してしまいます。

シートパックはお風呂上りが効果的

一般的なパックは、夜、お風呂あがりなどのリラックスタイムに行い、寝ている間の肌のターンオーバー(新陳代謝)に備えます。定期的にパックを行うことにより、肌を甘やかしすぎることなく潤いをキープでき、肌の状態をよくすることが可能になります。

シートパックの正しい選び方

パックには、保湿、美白、毛穴ケアなど、用途によってたくさんの種類があります。現在の自分の肌に必要な成分を考えて、パックを選びましょう。

※パックの選び方について詳しくは、『美容パックの目的、役割とは』の記事をご覧ください。

パック後は肌や毛穴を引き締めて保湿ケアを

パックで必要な成分を肌に浸透させた後、満足してそのまま放置していると、せっかく潤った肌が乾燥してしまい、パックを使った意味がなくなってしまいます。

また、ピーリング効果のあるパックの後には、角質が肌からはがれてしまい傷ついたり、潤いが不足した状態になっています。一般的に、パックが終わったら速やかに化粧水や乳液、美容液などで保湿ケアを行いましょう。はがし取るタイプのパックを行った後は毛穴が開いたままになっています。そのため、保湿ケアの後に保冷剤や氷をガーゼなどで包み、パックした部分を冷却し、毛穴を引き締めることが大切です。

シートパックを使用するときの注意

日に焼けて顔にほてりがあったり、顔を剃った後などは肌が敏感になっています。このような状態でのパックは控えたほうがよいでしょう。

使い方や使用時間などに迷った場合は、パックのパッケージに記載されている注意事項をよく読んでみましょう。パックを正しく使うことで、パックの効果を十分に取り入れることができます。

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