コラーゲンと聞くと「肌がプルプルになる」というイメージを抱きやすいですが、その一方でニキビができやすいという声も聞こえてきます。
コラーゲンを摂取するとニキビができるって本当?
コラーゲンを摂取するとニキビができやすいといわれている理由として考えられるのは、コラーゲンには皮脂を増やす性質があるためです。コラーゲンを摂取すると皮脂の分泌が活発になるといわれています。
皮脂とニキビの関係について
皮脂が必要以上に過剰分泌されると、古い角質と皮脂が混ざり合って角栓をつくり毛穴がつまりやすくなります。すると、そこに常在菌であるアクネ菌が繁殖しやすくなりニキビができやすくなる、というメカニズムです。しかし、コラーゲンが直接的に関係するというよりも、料理に含まれていた脂肪やサプリメントなどの原料による影響なども考えられます。
コラーゲンの摂取でニキビができやすくなる肌とは
一般的には、コラーゲンが直接ニキビのできやすさに関係はしないと考えられますが、オイリー肌の方や思春期の方は、コラーゲンを摂ることでニキビの原因になる場合もあるので注意が必要です。
オイリー肌の方は、もともと皮脂の量が多く、ニキビができやすい環境です。顔がテカりやすい、化粧崩れをしやすい、毛穴がつまりやすい、肌のキメが粗いという方は、気をつけましょう。
また、思春期は性ホルモンの分泌が活発になる時期です。特に皮脂の分泌と関係しているのは男性ホルモンで、女性にもわずかですが男性ホルモンを分泌しています。普段はわずかでも、このバランスが崩れると男性ホルモンが優位になり、皮脂の分泌が増えてニキビができやすい環境になるのです。そこにコラーゲンを摂取することで、さらにニキビのできやすい条件が揃ってしまいます。
大人ニキビにはコラーゲンが有効な場合も
しかし、ニキビの原因が過剰な皮脂ではなく、ターンオーバーの乱れによる大人ニキビであった場合は、コラーゲンが有効になることもあります。
コラーゲンは、ハリや弾力を支えていることのほかにも、細胞と細胞をつないで酸素や栄養素を取り入れたり、老廃物をスムーズに排出するための道を作る働きもしながら肌の生まれ変わりをサポートしています。そのため、コラーゲンの量が十分に満たされている肌は、ターンオーバーがスムーズに行われ、大人ニキビができにくくなる可能性が高いと言えます。
もしも、明らかにサプリメントなどコラーゲンが原因でニキビができてしまった場合は、しばらくは摂取を控えて様子をみましょう。ニキビをこれ以上悪化させないように肌を清潔に保って、しっかりうるおいを与えるスキンケアを行いましょう。
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