顔の印象を大きく左右する二重あご。いつも正面だけから鏡を見ていて知らぬ間にできていたという方も多いと思います。一度二重あごができてしまうとメイクや髪型では誤魔化すのが難しく、女性にとっては大きな悩みの種です。そこで今回、そのような悩みの方に二重あごについてさまざまな視点でまとめました。二重あごに悩んでいる方、二重あごを予防したい方はこちらで紹介する原因と改善方法を参考にしてみてください。
あごのたるみは肥満?二重あごの原因とは
二重あごと言うと真っ先に思い浮かぶ原因は肥満かもしれません。しかし、実は他にも原因があり、痩せている人でも二重あごになることはあります。ではどのような理由で二重あごになるのか、まずはその原因についてご説明しますね。
猫背などの姿勢や食べ物など悪い生活習慣
猫背などの姿勢の悪さや、だらりとした表情のまま長時間スマホを見るなどの生活習慣により筋肉がたるむと、二重あごを引き起こすと考えられます。また、食事を簡単に済ませるために、柔らかくて食べやすい物をよく噛まずに飲み込むように食べている人も要注意です。フェイスライン周辺の筋肉で広頚筋(こうけいきん)が代表的な筋肉ですが、この筋肉がフェイスラインについた脂肪を支える役割を担っています。したがって、これらの筋肉をあまり使わず筋力が低下すると、あご全体が弛み二重あごになってしまうのです。
太ってしまう肥満や顔のむくみ
二重あごの原因の1つとして無視できないのが肥満の存在です。脂肪のつき方には個人差があるため、体型はほとんど変わっていないのに顔周りの脂肪だけがぶ厚くなってしまう人もいます。「顔から太る」といわれる人です。そうでなくても、周囲の人に「太った?」とよくいわれてしまう人は、あごが弛んできたサインかもしれません。また、アルコールや睡眠不足など、むくみをもたらす生活習慣も原因と考えられます。毎日の積み重ねが二重あごの原因となっていることも多いですので、思い当たる人がいれば要注意です。
年齢による皮膚のたるみやゆるみ
生活習慣や体型管理に気を遣っていても、どうしても避けられないのが加齢による皮膚の弛みです。年齢が上がるとともに、皮膚とその下に隠れている皮下組織、そして筋肉も薄く伸びてしまうためたるみの原因になるのです。また、加齢とともに避けられないもう1つの要因がコラーゲンの減少です。皮膚を支える役割をするコラーゲンが減少すると、それまでピンと張っている状態だった皮膚が弾力を失い、弛んできてしまいます。これによりフェイスラインの皮膚が弛み、あご周りの脂肪を支えきれずあごが二重になって見えるのです。
即効で解消できる?二重あごの改善・解消方法
一度できてしまった弛みをすぐに改善することは難しいです。また、二重あごの改善には、即効性を求めるのではなく、根気よくケアすることが大切です。
そこで、お手軽にできる簡単な改善方法をいくつかご紹介します。なるべく意識的に生活に取り入れて、二重あごを改善していきましょう。
二重あごに効果的な簡単ストレッチ
手軽にできるストレッチで、あご周辺の筋肉をトレーニングするがおすすめです。やり方ですがこのようにしてください。
- 顔を斜め上に向け、下あごを軽く突き出します。このとき、首は真上を向かず自然にカーブした状態を維持してください。筋肉が伸びていることを意識しながら、この状態で5秒キープします。
- 口を「あ」の形で広げ「う」の形ですぼめてください。この動作をテンポよく5回繰り返します。
- 顔を上向けたままの状態で斜め左に向けます。この状態を5秒キープします。
- 口を広げ、すぼめる動作を5回繰り返します。
- 反対側も同様に行ってください。
以上です。顔を動かすのであまり外出中にはできないかもしれませんが、移動中やトイレの中など、ちょっとした時間を見つけてやってみてください。最初はきついかもしれませんが、続けることで徐々に効果が実感できるかと思います。
正しい姿勢や食生活など普段の生活を見直す
普段の何気ない動作を意識し、あごを弛ませない工夫をしましょう。いくつかポイントがありますが、たとえば長時間のデスクワーク中なら椅子に深く座る、足を組まないなどいい姿勢を意識して心がけましょう。また、スマホ操作は姿勢を正し目や肩が疲れない程度にとどめ、夜は十分な睡眠を確保することも、ホルモンバランスを整え二重あごを防止するには重要です。
食事には歯ごたえのある硬い物も積極的に取り入れて、バランスのいい献立を時間かけて食べましょう。なるべく噛む回数を増やすことで、あごの筋肉が刺激され二重あごの改善が期待できます。
このように、身近なところから生活習慣を改善することで、肥満の進行や加齢による肌へのダメージを緩和することができ、それにともなって二重あごが改善されることでしょう。
とはいえ、大切なのは継続して続けることです。途中でやめてしまったら、あまり効果は得られません。自分がストレスに感じず前向きに取り組めるものから少しずつ実践してみましょう。
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