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黒ニキビとは

更新日:2017/03/29 公開日:2017/03/29

鼻やおでこなど、目立つ場所にできる「黒ニキビ」は、毛穴に詰まった老廃物が空気に触れて酸化したものです。本記事では、「黒ニキビ」について詳しくみていきます。

黒ニキビとは

黒ニキビとは、白ニキビの次の段階のニキビです。白ニキビとは、皮脂や老廃物が毛穴に詰まることで毛穴が開き、中に詰まった老廃物が外に見えてしまっている状態のものです。この老廃物が空気に触れて酸化することで黒ずみ、黒ニキビとなります。また、毛穴に詰まった皮脂などは、酸化して黒く変色するだけでなく、メラニン色素が集まることで黒くなるともいわれています。

黒ニキビができるメカニズム

黒ニキビができる原因は、ストレスや間違ったスキンケア、食生活の乱れなどによって皮脂が過剰に分泌されることだといわれています。通常、皮脂は肌の乾燥を防ぎ、ほこりや細菌、花粉などの刺激から守ってくれるものですが、過剰に分泌されることによって肌や毛穴に負担がかかりニキビの原因となります。過剰に分泌された皮脂が毛穴につまり、角栓を作り出します。この角栓が毛穴をひろげ白ニキビとなりますが、毛穴に詰まった角栓が空気に触れることによって酸化し、黒ずむことで「黒ニキビ」と変化します。白ニキビや黒ニキビが悪化すると毛穴の奥でアクネ菌が繁殖して化膿し、ニキビが悪化してしまいます。

黒ニキビの治療

黒ニキビは白ニキビ同様に炎症を起していないニキビであるために、痛みをともなわないことが多いです。そのため、自分でつぶしてしまう人もいらっしゃいますが、跡を残さないためにはやはり、皮膚科などの専門機関で適切な治療を受けることが望ましいでしょう。皮膚科で行う黒ニキビの治療法には、外用薬の処方やピーリング、ニキビの芯を取り出すなどの方法があります。主な治療法についてご紹介します。

面皰圧出

「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」とは、「面皰圧出器(アクネプッシャー)」と呼ばれる専用の器具で黒ニキビの中に詰まってしまった皮脂などを押し出すことを言います。もっとも一般的な治療法で、保険適用が可能です。しかし、保険適用の場合は1度に受けられる治療に限りがあるため注意が必要です。

また、面皰圧出によって毛穴のつまりが取り除かれた後、毛穴が開いたままになってしまいふさがらない場合があります。再び毛穴が詰まってしまわないよう、CO2レーザーで毛穴の皮膚を削って傷をつけ、傷が治る際の「上皮化」を利用して開いた毛穴を閉じる治療が行われることもあります。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングとは、フルーツ酸などの薬剤を使用して肌のターンオーバーを正常化させるものです。角質層や表皮上層部をはがれやすくするため毛穴が柔らかくなり、中に詰まった角栓などを取り除きやすくすることができます。そのため、黒ニキビの悪化予防につながります。また、「黒ニキビ」になる前の肉眼では見えない小さな毛穴のつまりまで取り除くことができるため、ニキビ予防にもつながります。

外用薬

皮膚科での黒ニキビ治療では、ディフェリンゲルやトレチノインのような外用薬を処方されることがあります。ディフィンゲルは保険適用となりますが、トレチノインは保険適用外となります。

<ディフェリンゲル>

ディフェリンゲルは毛穴のつまりを改善したり、ニキビになる前の毛穴のつまりを予防したりするとされています。慣れるまでは肌荒れなどの副作用が見られることもありますが、2週間ほどで副作用は改善されるといわれています。アトピー体質の方などは、副作用が強く合わられることがあるためドクターに相談しましょう。

<トレチノイン>

ビタミンA誘導体であるトレチノインは、皮脂の分泌を整え、古い角質を剥がし、ターンオーバーを促進する作用があるといわれています。黒ニキビの治療だけでなく、予防にも効果があると考えられます。

黒ニキビの治療は、毛穴に詰まった皮脂などを取り除くことが基本となります。しかし、そのままでは毛穴が開いた状態になってしまい、つまりを繰り返したり化膿したりしてしまうため、開いた毛穴に対する処置や毛穴をつまりにくくするための対処がとられます。そのため、ドクターに相談し自分の体質や肌質にあった治療法を見つけるようにしてください。

黒ニキビの予防

皮脂の過剰分泌による毛穴のつまりが原因とされる黒ニキビは、洗顔とストレスや食事などの生活習慣に気をつけることで予防できるとされています。余分な皮脂を洗い流さない、強い刺激を与えないなど、正しい洗顔で肌を清潔に保ち毛穴のつまりを防ぎましょう。また、脂っこい食事やストレス、睡眠不足などに気をつけ、規則正しい生活をすることで皮脂の過剰な分泌を防ぐようにしましょう。

黒ニキビは炎症を起こす前段階のニキビで、早めに適切な対処をすることで悪化を防ぐことができるニキビだといわれています。むやみに潰して跡を残してしまう前に、皮膚科などを受診し、ドクターに相談することをおすすめします。

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