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口唇ヘルペスを治療する薬の効果と副作用|治すまでの使用期間

更新日:2017/11/27 公開日:2017/05/01

子供から大人まで、幅広い年齢層で発症するとされる「口唇(こうしん)ヘルペス」は、再感染や再発をくり返すという特徴があるといわれています。口唇ヘルペスと診断されたとき、どのような薬を用いて治療していくの、薬の種類や効果についてご紹介していきます。

口唇ヘルペス(単純ヘルペスウイルス1型)とは

唇や口の周辺にできる口唇ヘルペスは、上半身での発症を中心とする単純ヘルペスウイルスの1型に感染することで起こるとされています。この単純ヘルペスウイルスは感染力が強いといわれており、主な感染経路は直接的な接触や患者が使用したタオルや食器などの物を介して感染すると考えられています。一度感染したら免疫があるため、再び感染しないように思われがちですが、口唇ヘルペスは再感染や再発の可能性があるとされています。そのため、大人になって発症したケースのほとんどが再発で、頻度としては年1~2回が多いといわれています。

子供のうちに初めて感染(初感染)した場合、症状があらわれにくく、あっても軽いといわれています。しかし、大人になって初感染すると症状が重症化する場合があり、注意が必要といわれています。

口唇ヘルペスを治療する薬の種類

治療に用いられる薬の形はさまざまですが、どのようなタイプであってもウイルスの増殖を抑える効果が期待できる抗ウイルス薬を処方されるケースがほとんどです。

軟膏などの塗り薬(外用薬)

軟膏など、直接患部に塗ってウイルスを抑制する働きがあるといわれています。内服薬と比較すると効果は劣るといわれていますが、費用の負担は軽いといわれています。症状が軽症の場合や治りかけの場合に処方されるケースが多いですが、症状が長引いている場合は弱った皮膚から細菌が侵入して細菌感染を起こす可能性があるため、抗生物質を含む外用薬を併用するケースもあります。

錠剤などの飲み薬(内服薬)

飲み薬は、体内から単純ヘルペスウイルスの活動を抑制する働きがあるといわれています。多くの場合が5日間の処方とされています。

点滴静脈注射

免疫不全などにより重症化しやすい人や全身症状があらわれている場合、入院治療となり、抗ウイルス薬の点滴を注射して治療を行うケースもあるといわれています。

市販薬の効果とは

口唇ヘルペスの初期の場合、口唇炎やニキビなどの皮膚病と見分けがつきにくく、誤って市販のステロイド薬を使用することで症状を悪化させてしまうことがあるといわれています。そのため、口唇ヘルペスの治療に用いられる薬は、医師が症状や副作用に配慮したうえで処方されるのが一般的とされています。早めに抗ウイルス薬を使用すれば、ウイルスの増殖を抑制できるとされていますが、自己判断で市販薬を使用せず、皮膚科を受診して医師の指示に従うようにしましょう。

口唇ヘルペスを治療する薬の副作用

口唇ヘルペスの治療には抗ウイルス薬を用いるケースが多いとされていますが、人によっては副作用を起こす可能性があります。吐き気をはじめとする胃腸症状と引き起こすとされているのが、内服薬や外用薬、点滴など複数の薬の形がある「アシクロビル(薬剤名)」や「塩酸バラシクロビル(薬剤名)」の内服薬です。軟膏に多いとされる「ビダラビン(薬剤名)」では、皮膚のかゆみ、赤み、刺激感といった症状を引き起こしやすいといわれています。服用後や塗布後になんらかの異常がみられたら、使用を中止して医師に相談しましょう。

口唇ヘルペスを薬で治すまでの使用期間

一度単純ヘルペスウイルスが体内に侵入すると、神経細胞などに入りこんでしまうため完全に取り除くことは難しく、一生そこに棲みついて感染を継続させるといわれています。口唇ヘルペスの場合、主に三叉神経節に潜伏するとされていますが、正しく治療することで症状は治まるといわれています。

感染した初期のころは、前駆症状といわれる唇やその周囲でピリピリやムズムズなどの違和感、痛み、かゆみといった自覚症状があらわれやすいといわれています。その後、違和感などを覚えた患部は、数時間から数日で赤くはれて水ぶくれができはじめます。初感染の場合の水ぶくれは、直径5mm程度の大きさがあるといわれていますが、再発の場合は、皮膚の赤みなどの範囲や水ぶくれの大きさも小さくなる傾向にあるといわれています。水ぶくれが破れてかさぶたになった後は症状の改善が進み、多くの場合が2週間ほどで回復するとされています。

ただ、治療のタイミングが遅れると症状の改善にも時間がかかってしまうといわれています。また、症状も重くなりやすいため、薬は口唇ヘルペスの兆しとされる前駆症状があらわれたときに服用するのが理想といえるでしょう。薬で症状を改善することは可能とされていますが、何度も起こさないためにも、疲労やストレス、皮膚の摩擦や刺激などの悪化因子や発症因子を避ける生活を心がけることも大切です。

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