赤ら顔に悩む方の中には、「メークをしないほうがいいのでは?」と考える方もいるのですが、真相はどうなのでしょうか?また、メークをするとするのならば、赤ら顔はどうやって隠せばいいのでしょうか?
赤ら顔には、負担にならないメークを
赤ら顔にはメークはよくない、と考える方もいらっしゃるのですが、皮膚が激しく炎症をおこしていないのであれば、その限りではありません。
赤ら顔は、皮膚が炎症をおこしていたり、血管が広がることで皮膚に血液が皮膚の上に透き出てしまったりしていることが原因なのですが、それらは、メンタルの要因も絡んでいる可能性があります。
美しくなると、自分に自信が持てるようになりますので、メークは女性にとっては重要なものです。自信がもてなくてうつむきがちに日々を過ごすことで、かえってストレスがかかり、ますます赤ら顔になってしまうかもしれないのです。
しかし、負担をかけると悪化させる原因になりますので、コツをつかんで、厚化粧をしなくても、赤ら顔をうまく隠すようなメーク方法を身につけましょう。
ただ塗るだけでは、赤みは隠せない
白くしたいからと言って白いファンデーションを塗ると、白では赤みが隠せないので、どんどん塗ることになり、肌に負担がかかります。また、首との色が大きく異なってしまうため、非常に不自然な顔に仕上がってしまうのです。
赤ら顔の方におすすめなのは、ベースメークに緑系ものをとりいれることです。人肌に近いベースメークに、緑とは意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は多くのメーカーから、緑系のベースメークが出されているのです。
実はこれは、人の肌の見え方というものをうまく活用した方法なのです。赤に緑を重ねた光は、人の目に入ってきたときには、黄色として認識されます。ですから、赤みの強い色の肌に、緑に近いメークをかぶせることで、ほどよい人肌に近づくのです。
ファンデーション、化粧下地などもありますが、使いやすいのはコントロールカラーと呼ばれるクリームです。肌の色の見え方を調整できるように作られているものなので、上からファンデーションを塗ることで、より自然に見えるようになります。
コントロールカラーの選び方と使い方
基本的には、化粧下地→コントロールカラー→ファンデーションの順番でつけます。化粧下地を塗ったほうが、コントロールカラーの色がしっかり出るのですが、最近ではコントロールカラーに下地効果があるものもあるので、メーカーに準じていくようにしましょう。ひとくちに緑といっても、メーカーごとに細かい色合いも、成分も違うので、自分の肌色や肌質に合ったものを選ぶことが大事です。使うときは、赤みの目立つ頬などから中心に、広げるように塗っていきましょう。
少しでも十分効果を発揮しますので、塗りすぎには注意です。隠そう、隠そうと意識すると、つい何度も重ね塗りをしてしまうのですが、ファンデーションも、コントロールカラーを薄くのばした上から、さっとひとぬりするだけで十分です。
部分的に赤みが強いところがあれば、そこだけコンシーラーを使って、部分的に塗るようにすれば、顔全体に負担がかかることもなくなるでしょう。
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