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ファンデーションでお肌がかゆくなった時の対処法

更新日:2016.12.09
公開日:2014.07.01
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この記事の監修者
たかいわクリニック 理事長 ?岩真理

ファンデーションが原因でお肌がかゆくなった時の対処法をご紹介します。「無添加」や「自然化粧品」のファンデーションを使っていてもかゆくなることがあります。まずは、本当にファンデーションが原因なのかチェックしてみましょう。

化粧品による肌トラブルで悩む方は少なくないと思います。中でも、ファンデーションを変えてから急にかゆくなった、ファンデーションを付けている時だけ肌がかゆくなるなど、肌のかゆみは「ファンデーションが原因?」と思われる場合も多いと思います。ここではそういった際の対処法を説明していきます。

かゆみの原因のチェック法

まず、そのかゆみはいつからなのか、かゆくなる前に行ったことなどを、思い出してみましょう。

・前日にピーリングや顔そりなど、いつもと違ったことを行っていないか?
・たくさん汗をかいたり、長時間紫外線を浴びたりしていないか?
・「額」や「フェイスライン」などの特定の部位だけがかゆくないか?

上記項目に当てはまらない場合で、顔全体にかゆみがある時はファンデーションが原因の可能性があります。ファンデーションを落としてかゆみが落ち着く場合は可能性大です。使用しているファンデーションの、パッチテストや使用テストを行うと、かゆみの原因がファンデーションなのかどうか特定できます。

ファンデーションの何が原因でかゆくなる?

かゆみの原因には「刺激」によるものと「アレルギー」によるものの2つのタイプがあります。それぞれの原因を見てみましょう。

(1)刺激による原因

刺激が原因のかゆみには、ブラシやスポンジなどの摩擦や汚れが原因のもの、ファンデーションの古さが原因のものなどが考えられます。他には、本人の体調やストレス、季節の影響によってコンディションが変化してしまったことなどもあります。このような刺激が原因の場合は、ブラシやスポンジを清潔にすることや、ファンデーションを新しくすること、体調を整えることでかゆみは軽減するでしょう。

(2)アレルギーによる原因

ファンデーションの中に含まれる香料や防腐剤、界面活性剤などの化学物質によって引き起こされるかゆみです。この場合のかゆみは、アレルギー反応の1つと考えられます。

「無添加」や「自然化粧品」をうたうミネラルファンデーションや一般化粧品でも肌に刺激を与える成分が使用されていることはよくあります。 ファンデーションのパッチテストや使用テストを行ったときに、他の部位(たとえば、腕の内側など皮膚の柔らかい場所)でもかゆみが起きた場合は、アレルギー反応が起きていると考えられます。

かゆみの原因がアレルギーと思われる場合は、ただちにそのファンデーションの使用をやめましょう。できるだけお肌に刺激を与えないようにし、かゆくても触らないようにしましょう。1~3日でかゆみがおさまってきたら、皮膚の保護を助けるもので保湿してください。

アレルギー反応を起こす成分は人によって違いますが、一般的に「刺激がある」といわれている成分については『肌が弱い人必見!注意すべきファンデーションの成分』をご覧ください。

もし、ファンデーションの使用をやめてもかゆみが治まらない場合は、皮膚科専門医の診察を受けることをおすすめします。

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