ひざ上・ひざ周りの脂肪吸引のメリット・デメリットや、脂肪吸引を行う際の施術法などを紹介します。
脚ラインのカギを握るひざ上
脚のラインの美しさは、太ももやふくらはぎが引き締まっているかどうかで決まるというイメージをもつ方もいるかもしれません。しかし、太ももやふくらはぎだけでなく、ひざ上も重要なカギを握っています。というのも、ひざは、脂肪や皮膚のたるみが目立ちやすいか所。ひざ上がたるんでいると、ひざと太もものメリハリが少なくなり、それだけで脚が太く見えてしまうのです。
このように脚のラインに影響するひざ上の脂肪ですが、なかなか落ちにくいといった特徴もあります。そこで、ひざ上の脂肪を除去する方法のひとつとして、脂肪吸引があげられます。
ひざ周りを脂肪吸引する場合の主な施術法
ひざ周りの脂肪吸引の主な施術方法には、次のものがあります。
ベイザー(VASER)
ベイザー波という特殊な超音波で脂肪を溶かす施術法です。脂肪細胞には、線維性の組織が絡みついていますが、ベイザー波は、周囲の組織にはあまりダメージを与えずに脂肪だけを溶かすことができます。血管などの組織に与える影響が少ないため出血も最小限に抑えられ、術後の腫れ・痛みも少なく済む施術法です。
※詳しくは『ベイザー脂肪吸引(第三世代超音波)の特徴と効果』をご参照ください。
ウルトラアクセント
ウルトラアクセントは、超音波と高周波の両方を搭載したマシンです。まず、超音波で脂肪の細胞膜を破壊すると、その中にある脂肪細胞が溶け出します。そして、高周波でリンパや血流を促進することで、溶け出た脂肪を汗や尿として、体外に排出させるのです。メスを使わないため術中の痛みも感じにくく、また、周辺組織も傷つけないので、術後の腫れ・痛みなどもほとんどありません。
ひざ周りの脂肪吸引後のケアについて
脂肪吸引の仕上がりは、術後のアフターケアや過ごし方で大きく変わります。吸引後は、次のことを心がけましょう。
患部を圧迫固定する
脂肪吸引を受けたら、手術で薄くなった脂肪層の薄さをキープするために、手術直後から、専用のタイツやサポーターなどを使い、患部を圧迫固定しましょう。圧迫固定は、痛みやむくみの軽減にも役立ちます。
術後2週間は水分をしっかり補給
外科手術を受けた後は、体温が上がったり食欲が一時的になくなったりして体が水分不足になりがちです。このため、術後2週間は、水分をしっかり補給しましょう。
脂肪吸引を受けるうえで知っておきたいこと
施術者によって、仕上がりにばらつきがある
施術者の技術によっては、脂肪吸引の部位によって得意不得意があったりと、仕上がりにばらつきが生じ、必ずしも美しい仕上がりにならない場合があります。また、場合によっては医療事故につながったというケースもあり、信頼できるドクター選定は、脂肪吸引を受けるうえで重要なポイントになります。
※詳しくは『脂肪吸引を行う美容外科・クリニックの正しい選び方』をご参照ください。
ある程度の痛みをともなう
脂肪吸引が身体にある程度の負担がかかる施術であることは確かです。脂肪吸引の施術をする際、麻酔や痛み止めを使いますが、麻酔を打たなくてはいけないほど身体に痛みをともなうものであるという認識を持つとよいでしょう。術後も痛みや腫れがしばらく続くという覚悟が必要です。
脂肪吸引は回復までに時間がかかるため、ダウンタイム(通常通りになるまでの期間)が長くなる場合があります。期間は吸引方法によって異なりますが、多くの脂肪を吸引した場合や出血量が多かった場合は、特に時間がかかります。
高額な費用がかかる
脂肪吸引には健康保険が使えないため、一度の施術に高額な費用がかかります。
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ライム / 20代 / 女性 / 脂肪吸引の基礎知識
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